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トルコ国民投票「機会不平等」=賛成派優位を問題視―OSCE

時事通信 4/17(月) 22:44配信

 【エルサレム時事】16日実施のトルコ国民投票に派遣された欧州安保協力機構(OSCE)の監視団は17日、トルコの首都アンカラで記者会見を開き、憲法改正賛成派と反対派のキャンペーンについて「有権者にそれぞれの言い分を伝える機会は平等ではなかった」と述べ、賛成派に優位な状況で進められたことを問題視した。

 
 欧州評議会議員会議(PACE)を代表して参加した監視団の一人は「この国民投票は全般的に欧州評議会の基準を満たしていない」と指摘。賛成派がキャンペーン中にメディアをほぼ独占し、昨夏のクーデター未遂を受けて発令された非常事態宣言下であることを理由に、県知事らが集会や表現の自由を規制したことなどを挙げ、「真に民主主義的なプロセスに欠かせない基本的な自由が制限されていた」と述べた。

 また、トルコの高等選挙委員会が投票開始後に公式スタンプの押されていない票も有効とすると規則を変更したことについて、「法律と矛盾している」と語った。 

最終更新:4/17(月) 22:49

時事通信