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残忍な金正恩体制に圧力強化 マクマスター米大統領補佐官、中国の影響力に期待

産経新聞 4/17(月) 9:20配信

 【ワシントン=加納宏幸】マクマスター米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は16日放映されたABCテレビのインタビューで、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受け、金正恩朝鮮労働党委員長の体制を「予測不可能であり、兄(金正男氏)や家族を殺害する残忍さを示してきた」と非難した。その上で同盟国の日韓両国、中国とともに北朝鮮への圧力を強化する考えを強調した。

 マクマスター氏は「トランプ米大統領は米国、同盟国、地域のパートナーが核兵器を持つ敵対政権の脅威の下に置かれることを認めない」と述べ、北朝鮮の核開発計画の放棄による朝鮮半島の非核化が目標であることを明確にした。

 北朝鮮の度重なる挑発行為によって「問題は頂点に達している」との認識も表明した。

 ただ、マクマスター氏は、トランプ氏が「あらゆる選択肢」の中から対抗措置を取る可能性があるとしながらも、「平和的に問題を解決するため、軍事的手段に至らない全ての行動を取るときだ」と述べ、核・ミサイル開発を中止させるため金正恩体制に対する外交圧力の強化を重視する考えを示した。

 トランプ氏は16日、ツイッターで「中国が北朝鮮問題で米国と協力しているときに、為替操作国と呼ぶ必要があるだろうか。何が起こるかに注目する」とし、中国の北朝鮮への影響力に期待し、為替操作国認定を見合わせると強調した。米国の軍事力強化の必要性も重ねて主張した。

最終更新:4/17(月) 9:20

産経新聞