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朴槿恵前大統領を収賄で起訴 韓国検察 贈賄側でロッテ会長も在宅起訴 

産経新聞 4/17(月) 16:50配信

 【ソウル=桜井紀雄】韓国検察は17日、財閥のサムスングループとロッテグループから巨額の賄賂を受け取ったとして、収賄などの罪で、前大統領の朴槿恵(パク・クネ)容疑者(65)を起訴した。昨年10月に発覚し、初の大統領罷免につながった友人の崔順実(チェ・スンシル)被告をめぐる一連の事件は、今回の起訴で大きな節目を迎えた。

 大統領経験者の起訴は、1995年の盧泰愚(ノ・テウ)、全斗煥(チョン・ドゥファン)両氏に次いで3人目。

 検察は、朴被告への贈賄側として、韓国ロッテの重光昭夫(韓国名・辛東彬=シン・ドンビン)会長(62)を在宅起訴。一連の疑惑を黙認したなどとして、大統領府の禹柄宇(ウ・ビョンウ)元民情首席秘書官(50)も職権乱用罪などで在宅起訴した。

 検察は3月31日に朴被告を逮捕し、拘置所内で取り調べを重ねてきたが、18件に上る起訴事実を全面的に否認しているもようだ。

 検察は、朴被告が崔被告と共謀し、企業側から受け取った収賄額は計592億ウォン(約56億円)になると判断。高額の賄賂犯罪などを処罰する特定犯罪加重処罰法上の収賄が適用され、有罪なら最高で無期懲役の重罪になる。関連法の規定で、一審判決は10月中旬までに言い渡される見通し。

最終更新:4/17(月) 20:16

産経新聞