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【為替見通し】ついに108円台突入。円高はさらに進むのか?

4/17(月) 12:15配信

投信1

米国の対シリアミサイル攻撃に米朝間の緊張の高まりと、先週は地政学リスクが一気に膨らみました。それとともに日米とも株価が下落し、為替もドルが売られた結果、108円台まで円高が進むこととなりました。

イースターホリデー明けの4月16日の週の為替市場は、北朝鮮を中心とする地政学リスクが懸念されるとともに、円高がどこまで進行するかに注目が集まります。

先週の為替動向振り返り

4月9日の週は地政学リスクに振り回された1週間となりました。地政学リスクについては、前回の当記事において既に言及していましたが、まさにそのリスクが顕在化。4月6日の米国の対シリアミサイル攻撃に続き、本命とも言うべき北朝鮮と米国間の緊張が高まりました。

さらに米国は13日、アフガニスタンに高性能爆弾を投下。市場は地政学リスクがシリア、北朝鮮に留まらないということを認識することとなりました。

地政学リスクの顕在化を受け、日米ともに株価が下落。特に、米国市場に比べ日本市場の落ち込みは大きく、日経平均株価は4日続落で14日には18,335円にまで下落し、年初来安値を更新しました。

為替市場についても、ドル円は11日にそれまで何度も跳ね返されてきた111.20円付近を割り、その後も少しずつ円高が進行した結果、週末は108.50円付近にまで到達し、1週間で約2円以上の円高となりました。

金、原油、VIX指数の上昇に地政学リスクの高まりを見る

先週は、リスクが高まると価格が上昇すると言われている金価格が上昇し、4月11日以降、連日年初来高値を更新しています。

また、原油価格(WTI)価格も上昇。節目の50ドルを回復するのみならず、53ドル台にまで上昇しました。

さらに、恐怖指数と言われるVIX指数も上昇を開始し、年初来高値を更新しています。

リスクの高まりに反応しやすい金価格やVIX、地政学リスクに反応しやすい原油価格が揃って上昇しており、足元の地政学リスクが如実にチャートに現れている状況となっています。

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最終更新:5/31(水) 10:00
投信1