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400年前の東北の人々の震災復興物語“ジパング青春記”ミュージカル公演開始/秋田

4/17(月) 10:46配信

CNA秋田ケーブルテレビ

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400年前の慶長大地震(けいちょうおおじしん)からの復興の史実を基に描く、劇団わらび座のミュージカル“ジパング青春記”が、4月15日に あきた芸術村わらび劇場で初日を迎えました。

今から400年前に発生した慶長大地震は、東日本大震災とほぼ同じ規模といわれており、近年、専門家の間で再検証が行われてきました。再検証によって得られた新説や史実を基に創作されたのが、今回のミュージカル“ジパング青春記”です。

物語の舞台は慶長期の仙台藩。大規模な地震によって発生した津波で被災した人々が、太平洋の海にあえて船出していった思いと祈りと新たな夢を、身分も名もなき若き乗船者を主人公に描いた青春物語です。

わらび座広報担当の管野紀子さんは「東日本大震災から6年が経ち、今だからこそ描けるものがある。」と話します。「震災後すぐには心の痛みなどで描けないこともあったが、風化が叫ばれる今、もう一度思い出してみたい、そして次の時代に生きる子供たちに、生きる希望を伝えたい」と公演に至った理由を話しました。

劇団わらび座は秋田県仙北市を拠点に、現在5つの公演グループで年間およそ1,000回の公演を全国で行っています。これまで、歴史や民族伝統をモチーフににしたミュージカルや、台詞のない身体表現と音楽のみで構成する舞踊劇などの多彩な表現様式で、現代へのメッセージ性溢れる舞台を行ってきました。

今回は、震災後の荒廃した浜辺の村を表現するため、宮城県石巻市のプラントから わらび劇場に9トンの砂を運び入れ、ダイナミックな舞台装置を飾っています。主人公のリウタ役を務める松本 旭平(あきひら)さんは、「無事に初日を迎えられた。夢、希望、愛が詰まったこの作品を是非観に来てもらいたい」とメッセージを送りました。

このミュージカルは11月26日まで あきた芸術村わらび劇場で行われ、来年1月20日から仙台公演の予定です。

CNA秋田ケーブルテレビ

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