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N700系新幹線を参考に「名古屋JRゲートタワーホテル」開業 設備、利便性、眺望…実力は?

乗りものニュース 4/17(月) 6:20配信

新幹線乗車中に、ひらめいて

「N700系新幹線を参考にした」というホテルが2017年4月17日(月)、名古屋駅直結でオープンします。JR東海グループが運営する「名古屋JRゲートタワーホテル」です。

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「参考」にされたのは、客室のカーテン。N700系客室の窓と同じ完全遮光のロールカーテンが、同ホテルの客室でも採用されました。カーテンの遮光率は99.99%。昼間でも真っ暗な空間を作り出すことが可能です。

 このたび開業する「名古屋JRゲートタワーホテル」は「眠り」と「利便性」を追求したといい、遮光率が高いN700系のロールカーテン採用も、明るい時間に横になる人もいるなかで、安眠を提供するためとのこと。ホテルの担当者がN700系に乗車中、カチッと閉まって遮光性が高いことからホテルに使えるのではとひらめいて、採用に至ったといいます。

N700系のカーテンを開けたら、N700系が現れる?

 この「名古屋JRゲートタワーホテル」は名古屋駅のすぐ東側にあり、改札口から客室まで約5分という高い「利便性」がセールスポイントのひとつですが、特に家族連れに喜ばれそうな特徴も持っています。「トレインビュー」です。

 客室があるのは「JRゲートタワー」の18階から24階で、立地は駅のすぐ隣。N700系と同じロールカーテンを開けたら、窓の外には停車中のN700系、といった具合です。“大動脈”東海道本線の名古屋駅が丸見えのため、特急「(ワイドビュー)ひだ」といった在来線の旅客列車、貨物列車も多く見ることができます。

 その「トレインビュー」が楽しめる客室に記者(恵 知仁:鉄道ライター)が宿泊し、「トレインビューホテル」として特に優れていると思ったのは「チェア」です。窓へくっつくように、ベンチタイプのチェアが用意されており、子どもがそこに座って、もしくは上がって立て膝をつきながら、行き交う列車を楽しむことが可能。また、ツインルームは浴室に洗い場があり、親子での入浴が容易。家族などでの利用に配慮しているのが、この「名古屋JRゲートタワーホテル」が持つひとつの大きなポイントでしょう。なおこのホテルは、全室禁煙です(ロビーに喫煙室あり)。

 名古屋市では2017年4月1日、テーマパーク「レゴランド」がオープンしました。この「名古屋JRゲートタワーホテル」は「レゴランド」のオフィシャルパートナーホテルで、名古屋駅は「レゴランド」への鉄道アクセス拠点。「名古屋駅直結」という地の利、そして「トレインビュー」で、家族などレジャーの宿泊客を取り込むねらいも見えます。

 ちなみに「名古屋JRゲートタワーホテル」の直下には将来、リニア中央新幹線の名古屋駅が設けられる予定です。

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最終更新:4/18(火) 9:54

乗りものニュース