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父「犯人罰して」 リンさん家族帰宅 我孫子女児殺害

4/17(月) 11:07配信

千葉日報オンライン

 千葉県我孫子市北新田の排水路脇でベトナム国籍の松戸市立六実第二小学校3年、レェ・ティ・ニャット・リンさん(9)の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件で、一時帰国していたリンさんの両親ら家族が16日、空路で成田空港に到着した。両親はリンさんの葬儀のため、遺体と共に帰国していた。

 両親はいずれも黒の服を着て、リンさんの弟は母親に抱かれて到着ゲートに姿を現した。父親のレェ・アイン・ハオさん(34)は、成田空港で涙ぐみながら報道陣の取材に応じ「(リンさんの遺体と対面した時)故郷に戻りたいと私に言ったから、遺体を故郷に戻れるようにした。リンちゃんが亡くなってとてもつらい」と話した。

 死体遺棄容疑で逮捕された渋谷恭正容疑者(46)に対しては「まだ本当の犯人かは分からないけど、犯人を罰してほしい。直接、会って話したい」と訴えた。

 家族はその後、午前9時20分ごろに松戸市六実の自宅に到着した。ハオさんによると、自宅にはお別れ会の時と同じリンさんの遺影を飾っているといい、帰宅後すぐに線香をあげたという。同10時すぎには線香をあげにくる友人の姿もあった。

 ハオさんは「できないことはできないけど、このためだけに話す。皆さんの時間がもったいないから」と、集まった報道陣を気遣い「今はもう不安定の状態。本当につらい」と、声を振り絞った。リンさんの弟が家で泣く声も聞こえ、「つらいけど、リンちゃん向こうにいる」と、目に涙を浮かべた。