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青く輝く髪はドラゴンボール!RIZINで那須川天心3連勝!!

4/17(月) 12:10配信

バトル・ニュース

昨年末の12月29、31日、RIZINで連勝した、18歳のキックボクサー那須川天心。総合格闘技3戦目は1ラウンド1分7秒、レフェリーストップのTKOで、イタリアのキックボクサー、フランチェスコ・ギリオッティを下した。

4月16日(日)に行われた神奈川・横浜アリーナ大会。ギリオッティはこの日がMMA初挑戦だったが、これまでムエタイを約50戦経験。得意の打撃をMMA用に改良してきた上に、「俺に寝技は必要ない。スタンドで決着をつける」と息まいていたという。

対する那須川のキック戦績は18戦18勝14KO。アマチュアキックでは百戦以上闘い、そのほとんどで勝ってきた。那須川にとってもギリオッティにとっても、得意のスタンドの打撃で真っ向勝負できるのだから、これは面白いカードだ。

試合は、最初は間合いを計っていた両者だが、23秒を経過したとき、那須川が鋭い左ロー。下がったギリオッティだが、前に出て右ローを打ち返す。

このあとギリオッティが右ハイを空転させ、そのまま体を回転させて左バックキックを狙うも、那須川は左ミドルで相手の蹴り足を迎撃。バランスを崩し、右ヒザをマットにつけたギリオッティが立つと、すぐさまそこに那須川は左右パンチ4連打と痛烈な左ハイキックを放った。ギリオッティがロープを背にしての攻防だったが、ギリオッティも前進し、パンチのモーションで威嚇。ところが那須川はそれに左フックを1発、的確に当て、自分のペースを絶対に崩さない。

最後は那須川がロープに追い詰めた相手に痛烈な左ストレート、左ハイを続けて当て、さらに右、左のフック。この左のフックが相手のガードをくぐって顔面を見事にとらえ、ギリオッティは背後に転倒。そこに飛び込んだ那須川がパウンドを連打した。ガードを固め無抵抗のギリオッティを見て、レフェリーが試合をストップ。戦慄の67秒TKO劇に、会場は大きく沸き返った。

那須川はリング上でマイクを取ると、「皆さんが見たいのは倒し合いだと思うので、僕は皆さんの期待以上の事をして、この格闘技界を変えて行きたいと思います!」と宣言。バックステージのコメントブースでは、「RIZINでもキックボクシングの試合を組んでもらえれば、もっと面白い試合をする自信はあります」と話した。でも榊原実行委員長は「総合ルールの中で成長していく那須川の姿を見せて行くのがRIZINのリング」と明確にしている。

那須川もいつか組み技のスぺシャリストに試合でつかまって、寝技で苦戦する日が来るかもしれないが、那須川の打撃LOVEはなくなりそうにない。RIZINの世界を那須川はまっしぐらに駆け抜けていくつもりのようだ。

なお、この日の試合に向け髪を青くしてきたのは、ドラゴンボールが好きなので、その青に合わせたのだそうだ。手前がやや赤っぽくて、髪の上を鮮やかな青に染めてきた那須川。この鮮やかなブルーが、これから那須川を象徴するカラーになるかもしれない!

(フリーライター安西伸一)