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iPadが仕事用に使えない2つの「欠陥」

4/17(月) 20:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

アップルは、「Mac Pro」の新型モデルについて、多くのことを明らかにしたが、iPhoneとiPadのようなタッチスクリーン機能の搭載は当面期待できなくなった。

アップルの広報担当者はその理由をこう説明した。

「他社は全ての製品にタッチ操作を搭載しようとしたが、結果としてできたのは妥協の産物であり、本来あるべき優れたノートPC体験、優れたタブレット端末体験を奪ってしまった。iPhoneやiPad、トラックパッドまで、アップルはマルチタッチテクノロジーの採用においてパイオニアだ。私たちは優れた顧客体験と商品を届けることに注力しており、それを可能にしているのがタッチスクリーンだ。だが他の製品では、それぞれの特性に合わせてよりよいキータッチの方法を実現する。『MacBook Pro』のためのタッチバーを開発したのもその一環だ」

最後の一文はさておき(筆者はタッチバーが便利だとは思わない)、アップルの伝統的な製品「Mac」デスクトップシリーズが、タッチインターフェイスと距離を置くことに関しては、受け入れられることだ。

マイクロソフトのやり方は違う。Business Insiderのマット・ワインバーガー(Matt Weinberger)は、巨大なキャンバスに絵を描けるiMacのような、マイクロソフトのデスクトップPC「Surface Studio」を気に入っている。しかしアップルは、製品間の差別化を図り、顧客に複数の商品を買うことを促している。

どちらの哲学が優れているのか? ビジネスの観点では、アップルの戦略が正しい。コンピュータが欲しいなら、Macを買うといい。タッチスクリーンがほしいなら、iPhoneもしくはiPadを買おう。アップルは、それらの機能が1つになった「オールインワン」製品ではなく、一緒に使うことでより高いパフォーマンスを発揮できるよう設計している。2つの製品を両方とも購入してほしいのだ。

私が同意できないのは、この部分だ。

何年もの間、iPadを所有している者として、私はiPadがオールインワン製品を超えるアイテムだと信じている。iPadは堅実なデスクトップと素晴らしいiOSの混合体だ。そして私は、本当にそれがノートパソコンに置き換わる存在になり得ると考えている。実際に2~3年間、旅行や課題進行のときに、メインコンピュータとしてiPadを使用した。iPadはまた、素晴らしいブルートゥース機能を搭載した画面プロテクターにもなるLogitech(ロジテック社)のキーボードのおかげで、最良のポータブル機器にもなった。しかし、ここ2年のiPad(特にiPad Proシリーズ)のPRは、ノートパソコンの代替機を目指すものではない。だが、mini、Proを含むすべてのiPadはたった2つの簡単なことを改良してくれれば、より有用なデバイスになり得るし、ノートPCを代替できるだろう。

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最終更新:4/19(水) 15:27
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