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文氏、安氏とも北朝鮮批判 韓国大統領選、最多15人で選挙戦スタート

西日本新聞 4/17(月) 10:43配信

 韓国大統領選(5月9日投開票)は16日、告示に当たる候補者登録が終了した。中央選挙管理委員会によると、支持率首位を争う革新系最大野党「共に民主党」の文在寅(ムンジェイン)氏(64)と中道の第2野党「国民の党」の安哲秀(アンチョルス)氏(55)など国会に議席がある政党の公認候補5人を含め、過去最多の計15人が立候補を届け出た。17日から5月8日まで22日間の公式選挙戦に入る。

 主要候補のうち、文氏の陣営は16日朝に弾道ミサイルを発射し、失敗した北朝鮮に対し「核とミサイルでは政権は守れないと強く警告する」、安氏陣営も「武力挑発はいかなる理由でも正当化できない」と批判するコメントを相次いで公表。朝鮮半島の緊張を高める北朝鮮への厳しい姿勢をアピールした。

 韓国では各候補者が中央選管に主要公約を届け出る仕組みになっており、文氏は(1)雇用拡大(2)大統領への権限集中是正(3)朴槿恵(パククネ)前大統領の罷免を受けた不正撲滅-などを列挙。旧日本軍の従軍慰安婦問題を巡る日韓合意の見直しも盛り込んだ。安氏は北朝鮮の非核化に向けた6カ国協議の再開や、米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の配備推進のほか、雇用拡大などの公約を掲げた。

 両陣営によると、17日は文氏が南東部の大邱からソウルに北上しながら各地で遊説。安氏は選挙戦解禁と同時の同日午前0時、首都圏の仁川港の海上交通管制センターを訪れて職員を激励する予定。

=2017/04/17付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞社

最終更新:4/17(月) 10:43

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