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100円サービス、利用急増26件⇒1453件 高齢者世帯の困り事代行 長崎県平戸市

西日本新聞 4/17(月) 11:06配信

 高齢者世帯を対象に100円の利用料で買い物や軽作業などを代行する長崎県平戸市の「ワンコインまごころサービス」事業が、2012年度のサービス開始から5年を迎えた。利用件数は徐々に増えており、制度は定着の方向だ。

 事業は住み慣れた地域で安心して暮らせるよう高齢者を支援するのが目的で、市は同市シルバー人材センターに委託して実施。利用件数は開始翌年の13年度はわずか26件にとどまったが、利用料を500円から100円に下げた14年度は215件、15年度679件、昨年度は1453件まで増えた。

 サービス時間は1回30分程度とし、切れた電球の購入と取り換え、ゴミ出し、布団干し、アイロン掛け、話し相手など身のまわりの代行、世話をする。ちょっとした買い物代行の依頼が多いという。

 市内の高齢化率は37%に達し、65歳以上の高齢者だけの世帯数は5147世帯=昨年3月現在。利用世帯は約40世帯と少なく、利用が特定世帯に集中する傾向があり、市は4月から、より多くの世帯に使ってもらおうと利用は多くて週2回に制限した。本年度は1700件の利用を見込む。

 市福祉課高齢者支援班は「できるだけ広く利用されるようにPRしたい。日常のちょっとした困り事を気軽に相談してほしい」としている。

=西日本新聞朝刊=

西日本新聞社

最終更新:4/17(月) 11:06

西日本新聞