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1億5800万円相当の金塊など盗む 地裁、元造幣局職員に懲役5年

埼玉新聞 4/17(月) 22:47配信

 勤務先の独立行政法人造幣局から計1億5800万円相当の金塊や金メダルなどを盗んだとして、窃盗の罪に問われた、埼玉県さいたま市西区内野本郷、元造幣局東京支局総務課専門官の無職梅野穣被告(55)の判決公判が17日、さいたま地裁で開かれ、栗原正史裁判官は「立場を悪用したもので、損害額も非常に多額だ」として、懲役5年(求刑・懲役7年)を言い渡した。

 判決で栗原裁判官は、梅野被告がFX(外国為替証拠金取引)で多額の損失を出して借金を重ね、返済や新たな投資のために犯行に及んだ経緯を説明。「職員の立場を悪用して金塊などを盗み出したもので、動機に酌むべき事情はない。実際の損害額も非常に多額で、被害弁償も一切なされていない」と強調した。一方、「金塊などの管理にも問題がなかったとは言えない」などとも述べた。

 判決などによると、梅野被告は2014年4月~16年5月までの間、東京都豊島区や大阪市北区の造幣博物館などから、金塊や「桜の通り抜け記念メダル」など計62点(時価計約1億5800万円余)を盗んだ。

最終更新:4/17(月) 22:47

埼玉新聞