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岡山駅―後楽園で直通バス運行 27日から2社、観光客らの利便性向上狙う

山陽新聞デジタル 4/17(月) 22:48配信

 岡山市内で路線バスを運行する宇野自動車(同市北区表町)と岡山電気軌道(同市中区徳吉町)は27日から、それぞれJR岡山駅と後楽園を結ぶ直通バスの運行を始める。運賃はいずれも140円均一で、観光客らの利便性向上、インバウンド(海外からの誘客)推進などを狙う。

 宇野自動車は「岡山後楽園バス」の名称で専用のラッピングバスをシャトル運行する。停留所は岡山駅東口バスターミナル1番のりば、県立美術館前(往路と復路)、岡山後楽園前の3カ所。東口午前9時15分発から午後5時45分発まで30分おきに毎日18便運行する。

 岡山電気軌道の停留所は同1番のりば、後楽園前、夢二郷土美術館前。往路は平日に6便、土日曜・祝日に11便、復路は平日に8便、土日曜・祝日に16便運行する。天満屋経由で岡山駅と後楽園を結ぶ藤原団地線は従来通り運行する。

 岡山を代表する観光地・後楽園への直通バスはイベント時以外になく、観光客らに既存の路線が分かりにくいとの指摘が以前からあった。産学官で地域交通の課題解決を図る「岡山まちとモビリティ研究会」(事務局・岡山大地域総合研究センター)が昨夏、観光振興などの観点からバス事業者らに直通便の運行を提案していた。

 17日に同研究会の会合が岡山大であり、宇野自動車のラッピングバスがお披露目された。同社の宇野泰正社長は「研究会で議論を重ね、『あったらいいね』という交通手段を提供する事業者の本分に立ち返り運行を決断した。今後も快適に利用してもらえるよう努力していきたい」と話している。

最終更新:4/17(月) 22:48

山陽新聞デジタル