ここから本文です

【F3ヨーロッパ】開幕戦レース3:牧野15位、佐藤18位。ふたりの日本人に洗礼。厳しい開幕ラウンド

motorsport.com 日本版 4/17(月) 16:10配信

 F3ヨーロッパ選手権開幕戦シルバーストン戦。そのレース3が行われ、プレマのカラム・イロットが優勝。日本の牧野任祐(ハイテック)は15位、佐藤万璃音(モトパーク)は18位に終わった。

【写真】同じく開幕ラウンドを戦った牧野任祐

 9番グリッドからスタートした牧野だったが、全輪新品タイヤを履いていたということもあり、スタートでホイールスピンを起こして大きく出遅れ。一時17番手付近まで順位を落としてしまう。他車の脱落などで順位を上げるも、結局ペースは上がらずじまい。15位でのフィニッシュとなった。

 スタートについて牧野は「全然ダメだった」と語った。

「全部新品だったので、ちょっとキツいかなと思っていました。それでもかなり温めたのですが、うまくいきませんでした」

「スタートで順位を落としてしまったのが、結果的には痛かったです」

 そう3レース目を振り返った。

 スーパーライセンス獲得を目指し、F3ヨーロッパ選手権に挑んだ牧野。しかし、想像以上に厳しい選手権だというのを、身にしみて感じたようだ。

「最初から楽ではないと思っていましたが、想像以上にキツいです。クルマのバランスも含め、色々と悩んでいます」

「今日、グリッドについた時、意味の分からないトラブルがあったんです。ステアリングがまっすぐじゃなかったんです。グリッドでなんとか直しましたが、それでもまだ少し曲がっていました」

「チーム全体で考えてやっているのは間違いありません。この状況で手応えがあるわけじゃないですが、そういうのも含めて合同テストで直して、モンツァでうまいことやれたらいいと思います」

 一方の佐藤は17番グリッドからスタート。スタートでは失敗して順位を落とすも、前を行くマシンを抜くなどして、15番手まで浮上した。しかしデビッド・ベルクマン(Van Amersfoort Racing)に追突して最後尾まで後退してしまった。それでも、アクシデントで同じように後退していたミック・シューマッハー(プレマ)抜いてみせるなど、見どころもあった。

「クラッチミートは良かったんですが、クラッチを離してみると、ホイールスピンが止まらなかった」

 そう佐藤はスタートを振り返る。

「クルマはかなり決まっていたので、序盤はF3らしく戦えました。牧野選手も抜くことができて、その前を行くベルクマンを抜こうとした時、自分のミスで追突してしまい、最下位に落ちてしまいました。それでも、クルマのダメージは少なかったので、後半のペースはかなりポジティブだったと思います」

 次戦の舞台であるモンツァは、佐藤が経験したことのあるサーキットだ。しかし、気を引き締めて戦うと、決意を口にした。

「モンツァだからといって気負って行くとミスするので、初心に戻って臨みたいと思います」

最終更新:4/17(月) 16:10

motorsport.com 日本版