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【WEC】ポルシェチーム代表「ル・マンに向けた練習ができている」

4/17(月) 17:31配信

motorsport.com 日本版

 WEC(世界耐久選手権)開幕戦シルバーストンで、ポルシェは当初の目標であった3-4位からポジションを上げ、2-3位でフィニッシュラインを横切った。

【写真】2位入賞の2号車ポルシェのクルー達

 また最後のスティント前には、一縷の望みを託すかように2号車919 Hybridにスプラッシュ・アンド・ゴーさせてトヨタ8号車の8秒前に復帰。結局、レース残り15分のところで捉えられてしまったが、ストレートの速さを活かした戦略に、少なからずとも優勝をかけていたに違いない。トヨタ陣営も、イギリス特有の天候のせいもあってか、想定以上にポルシェに翻弄されたと言う。

 ポルシェのチーム代表であるアンドレアス・ザイドルに対し、今季マシンの開発における重要点について伺った。

「特に空力に関する開発が重要だった。昨シーズンが終わってレギュレーションが変更された後は、空力全体のコンセプトの見直しが必要だった。去年のクルマと比べてかなり努力しなければならなかったのだ」

 ポルシェは、ル・マンに向けてローダウンフォース仕様のエアロパッケージに、開発の重点を置いたとも明かしている。さらに、今季のパワーユニットのスペックについても詳細を訊いた。

「もちろんパワーユニットに関しても、空力レギュレーション変更によって低下する性能を取り戻すために性能向上が必要だった。エンジン本体に関しては出力と効率の向上が要求され、その他クルマ全体に関しても細かい部分、例えばサスペンション、ハイブリッドシステム、ギヤボックスにも目を配った」 とザイドル。

「エンジンに関してどうとらえるかは自由だが、新しいとはいえ基本的なコンセプトは去年と同じだ。ただし、エンジン全体をみると非常に高い比率で部品などが新しくなっている。エンジンは抵抗を減らす努力をし、作業のしやすいサイズ、パーツ交換のしやすさ、それに燃焼効率の向上を目指した。それに軽量化、これは永遠の目標だ」  

「バッテリーに関しては今季新しいスペックのものを積んでいる」

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