ここから本文です

あの日の記憶胸刻む 相模原で慈善大会、支援呼び掛ける

カナロコ by 神奈川新聞 4/17(月) 16:30配信

 ◆岩手、被災高校生スイマーを招待
 東日本大震災で被災したジュニアスイマーを支援している相模原市水泳協会(樋川芳雄理事長)主催の水泳大会「チャリティースイム・イン・さがみはら」が16日、同市立総合水泳場(さがみはらグリーンプール)で開かれた。「忘れたいこと 忘れてはいけないこと」をテーマに4歳から87歳まで過去最多の2036人が参加。エントリー料の一部を支援に役立てる。

 被災地からは、いずれも岩手県立の釜石、高田高校と、同市の友好関係都市である同県大船渡市の大船渡高校の水泳部員計40人が招待された。開会式では、現在も仮設住宅で暮らす釜石高3年の高橋和可奈さん(17)らが現状を紹介した。

 震災で祖父と愛犬を亡くした大船渡高3年の藤田葵子(きこ)さん(17)は「悲しみを共有できる人がいたおかげで、ここまでやってこられた」。祖父を亡くした高田高3年の菅原菜子さん(17)は「気持ちを伝えたいと思った時に、言葉でしっかり伝えて」と呼び掛けていた。

 大会には、男子板飛び込みリオ五輪日本代表の坂井丞選手や、トライアスロンの井出樹里選手がともに自由形に出場し、会場を盛り上げた。

 大会は震災の1カ月後に初めて開かれ、今年で7回目。過去の大会が縁で、釜石高校の女子生徒が神奈川大へ進学して水泳部マネジャーになるなど、新たな交流が生まれている。

最終更新:4/17(月) 16:30

カナロコ by 神奈川新聞