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人とまちつなぐ場に 横浜・石川町、空き店舗にカフェ

カナロコ by 神奈川新聞 4/17(月) 18:30配信

 地域の情報発信や住民交流の場を目指す「マーケットテラスカフェ石川町」(横浜市中区)が、JR石川町駅南口「ひらがな商店街」にオープンした。国の助成金を活用し、空き店舗を整備。地元商業者らが連携して設立した一般社団法人横浜まちクリエイティブが運営を担う。関係者は「エリアの活性化を図りたい」と意気込んでいる。 

 根底にあったのは、危機感だった。

 同商店街の佐藤晃一会長(44)は言う。「昔は生鮮品など生活に密着した商品を扱う店舗が多かったが、時代とともに変化。商店街の存在意義が薄れ、人と人との関わりも希薄化している」

 商店街組織が世代交代し、地元町内会との関わりを深める中で、住民と商業者のつながりの大切さを再認識したという。

 横浜まちクリエイティブは、地元の四つの商店街関係者が理事に名を連ね、昨年11月に設立。代表理事には、石川商店街協同組合理事長の大島重信さん(44)が就任した。「街と商店のつなぎ役でありたい」と大島さんは話す。カフェのオープンにあたり、経済産業省の「地域・まちなか商業活性化支援事業」に応募、助成金を活用した。

 約80平方メートルの店には28席を用意。カフェと、講演会やワークショップなどへのレンタルスペース、住民らが手作り品などを展示・販売できる「小箱ショップ」を、収益の3本柱と位置づけ。おむつ替えのスペースや授乳室も設けた。今後は近隣飲食店で提供するスイーツの販売も、本格的に行う予定という。

 佐藤さんは「いろいろな人が集まることで、街が活気づく。横のネットワークをさらに広げ、エリアの活性化につなげたい」と話している。

 問い合わせは、同店電話045(264)8370。

最終更新:4/17(月) 18:30

カナロコ by 神奈川新聞