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「改革派」が上位当選 不正関与に厳しい目/富山市議選

北日本新聞 4/17(月) 3:05配信

 58人による乱戦となった富山市議選は、共産の赤星ゆかり氏がトップ当選し、無所属の尾上一彦氏、自民の舎川智也氏、公明の松井桂将氏、政策チーム光の上野蛍氏ら議会改革を訴えた候補者らが上位に入った。政務活動費の不正や不適切使用を認めながらも辞職しなかった現職は、8人のうち2人が落選した。 

 現職8人は、自民7人、民進1人。“みそぎ選挙”と位置付けて謝罪を繰り返す姿もあったが、4年前の前回市議選より全員が得票数を減らした。

 不正発覚で辞職した元職1人は、無所属で再起を図ったが、有権者の強い批判を浴びて落選した。

 新人が定数38の約半数となる20人に上ったことも、今回の特徴だった。ただ、当選したのは7人にとどまった。当選者は全員が政党の公認を受けており、無所属の8人はいずれも落選した。地元のバックアップがほとんどない状態で戦う候補もおり、組織力の差が結果に表れた。

 昨年11月の市議補選で当選した現職13人は、1人を除いて議席を獲得した。補選で届かず、今回再挑戦した8人の中では、2人が雪辱を果たした。

 旧富山市を七つに分けたブロック別で見ると、前回市議選より2人多い10人が立候補する激戦となった南部ブロックは、自民公認の6人が順当に当選した。不正で辞職した元職が出馬し、保守系候補2人による分裂選挙となった蜷川地区は、自民現職が着実に集票した。

 最多の11人が乱立した東部ブロックは、2期目を目指した現職1人が議席を失った。

 当選ラインは、前回市議選とほぼ同じ2524票となった。

北日本新聞社

最終更新:4/17(月) 3:05

北日本新聞