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ワンツー池江師「ダービーは三段重くらいで」

夕刊フジ 4/18(火) 16:56配信

★甘辛戦記・皐月賞

 史上空前の大混戦といわれた牡馬1冠目は、終わってみれば“いつものブランド”がごくごく普通に躍動する結果となった。

 アルアインの父ディープインパクトは、昨年のディーマジェスティに続く2勝目。さらに馬主のサンデーレーシングは15年ドゥラメンテ以来、通算4勝目の超常連である。

 そして、極めつけが名馬の宝庫・池江泰寿厩舎だ。2着にも僚馬ペルシアンナイトが入り、63年の尾形藤吉厩舎(メイズイ→グレートヨルカ)以来となる皐月賞ワンツーのおまけまでついた。美酒に慣れすぎた(?)名匠は、この勝利にも実に淡々としたものだ。

 「(道中)死んだふりが勝因。サンデーレーシングの勝負服が来ていたのでもしかして、と。松山騎手が初GIというのも、隣のスタッフに聞くまで知らなかった」

 ただ、毎日杯でそれなりの勝算はつかんでいた。勝ち時計1分46秒5は同じ1800メートルのフジテレビ賞スプリングSより1秒9も速く、「ずっと(クリアザトラックに)プレッシャーをかけられ、しかもいったん(前に)出られた。最後は止まっていたけど、相当タフな展開。それでいて時計は速かったし、2000メートルでも十分いけるかな、と」。

 皐月賞の結果を受け、池江厩舎の今年のダービーはアルアイン、ペルシアンナイトと、さらにサトノアーサー(きさらぎ賞→毎日杯連続2着)の3頭出しが確定。「皐月賞がワンツーフィニッシュで丼ぶり? ダービーは三段重くらいで」と笑う。

 他厩舎から見ればそれこそ豪華な三段重。オルフェーヴルで11年3冠を制した実績があるトレーナーの余裕ぶりからして、ダービー1~3着の快挙を軽々と達成してしまいそうだから怖い。(夕刊フジ・石沢鉄平)

最終更新:4/18(火) 16:56

夕刊フジ