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【マレーシア】1~3月景況感、15年以来の高水準=ACCA

4/18(火) 11:30配信

NNA

 マレーシアの公認会計士協会(ACCA)が14日に発表した2016年1~3月期(第1四半期)の企業景況感指数はゼロとなり、前期のマイナス20から改善した。物価上昇圧力の増大、リンギ安、世界経済の先行き不安などを受けて、なお低いレベルにとどまっているものの、一次産品価格の上昇、輸出見通しの改善に支えられて、15年以来の高水準まで持ち直した。17日付マレーシアン・リザーブが伝えた。
 ACCAは管理会計士協会(IMA)と共同で、国内と海外の1,334社を対象に調査を実施した。ACCAは今回の結果について、輸出の拡大傾向が続くなどマレーシア経済の成長が堅調なことや、北米の景況感改善などが反映されたと分析している。
 マレーシアの国内総生産(GDP)は2016年に4.2%増加。今年は4~5%の成長が見込まれている。輸出も好調で、今年2月の輸出額は前年同月比26.5%増の718億リンギ(約1兆7,925億円)に拡大した。
 ただ同調査では、懸念材料として「資金不足」を挙げた企業が46%に上ったほか、「収入の減少」、「為替変動」に不安があるとの回答も、それぞれ39%、35%と多かった。ACCAは今後の見通しについて、リンギ安、世界的なインフレ圧力の増大や、米国政府の通商政策、英国の欧州連合(EU)離脱やドイツ、フランスの国政選挙が欧州経済に及ぼす影響について不透明な点に言及し、警戒感を示している。

最終更新:4/18(火) 11:30
NNA

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