ここから本文です

16歳・鬼塚貴理が本選切符獲得!夢は姉妹で五輪出場/フジサンケイL

サンケイスポーツ 4/18(火) 7:00配信

 フジサンケイレディスクラシック・マンデートーナメント(17日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6367ヤード、パー72)女子ゴルフツアーの春のビッグイベント「第36回フジサンケイレディスクラシック」の主催者推薦選考会(マンデートーナメント)が行われ、上位13人が21日からの本戦出場権を獲得。16歳のアマチュア、鬼塚(おにつか)貴理(熊本国府高2年)が1バーディー、2ボギーの73で回り、初出場で出場権をつかんだ。姉はスノーボード・スロープスタイルで、2018年平昌五輪金メダル候補の雅(みやび、18)。妹が名門・川奈で、姉に負けじと活躍を誓った。

 初出場で9位に入り、本戦切符を獲得。鬼塚が国内女子ツアー6度目(過去5戦は予選落ち)の“挑戦権”を得た。

 「予選通過したことがないので、まずはそこを目指していきたい!」

 花粉予防でマスクを着用してプレー。16番(パー5)、残り約25ヤードからの第3打はウエッジ(ロフト角58度)でピン2メートルにつけてバーディーを奪った。得意のショットでピンを攻め続け、バーディーこそ1つだったが、パーセーブを重ねた。熊本国府高では週2回、国内女子ツアーを開催する熊本空港CCでの課外授業で腕を磨く。それも実って難コース・川奈を攻略した。

 2歳上の姉・雅はスノーボード・スロープスタイルで18年平昌五輪の金メダル候補として注目を浴びる。鬼塚も両親と姉の影響で、3歳からスノーボードに熱中。大手用具メーカーが契約を申し出るほどの腕前だったが、8歳のときに転機が訪れた。

 自宅でテレビゲーム『みんなのGOLF5』にはまり「ゴルフの方が楽しいなと感じた。(球を)遠くに飛ばすことが楽しくて魅力を感じた」。今もスノーボードは趣味で楽しむ。「足には筋肉がつきました」とゲレンデで鍛えられた足腰の強さはゴルフにも生きている。

 この日のスタート前には姉から無料通信アプリLINEで「頑張って」と激励メッセージが届いた。世界戦に数多く出場し東京に拠点を置く姉とは会う機会は少ないが、「頑張っていく!」と力強く返信した。

 まさに姉の活躍が励みになっている。銅メダルを獲得した3月の世界選手権(スペイン)は、ネットの速報とライブ中継を見て応援。世界を相手に戦う姿に勇気づけられた。

 夢は姉妹での五輪出場だ。「(五輪は)一番上の大会。いつか出場できたらいいです」。競泳の池江璃花子、卓球の平野美宇とは同世代。鬼塚が姉の背中を追いかけるように川奈で躍動する。将来の五輪出場を夢見て-。

最終更新:4/18(火) 7:00

サンケイスポーツ