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結婚よりゴルフ!29歳の“苦労人”児玉がツアー初切符/フジサンケイL

サンケイスポーツ 4/18(火) 7:00配信

 フジサンケイレディスクラシック・マンデートーナメント(17日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6367ヤード、パー72)29歳の“苦労人”、児玉まりえ(富士桜CC)が2バーディー、2ボギー72のイーブンパーで回って5位通過。アジアツアーで武者修行した“逆輸入女子ゴルファー”がツアー初出場を決めた。73の9位までの13人が通過し、本戦出場権を獲得した。

 難関の川奈をパープレーで回った児玉が、うれしいツアー初出場を勝ち取った。

 「スタート前はすごく緊張したんですが、覚悟を決めて思いきりプレーできました」

 1オーバーで迎えた5番(パー5)で2メートル、7番(パー4)ではピン手前10メートルのフックラインをねじ込んだ。

 5歳でゴルフを始め、鹿児島・樟南高卒業後には母・信子さん(64)から「ゴルフを辞めてほしい」との反対を押し切って上京した。20歳からプロテストを受験するが、昨年まで9度も失敗。結婚を考え、ゴルフを諦めることも考えたが「悔しいけど、ゴルフは楽しい」と、レッスンで生活費を稼ぎながら、全国のミニツアーに出場し夢を追い続けてきた。

 3年前には知人の紹介でフジサンケイクラシックの開催コースでもある山梨・富士桜CCの研修生になった。積雪で冬場はゴルフ場が閉まるため、台湾を中心としたアジアツアーに2015、16年と武者修行に出た。2年間でわずか10試合の出場。それでも「経験を積めたことで成長できた」と自分を信じ続けた。

 今年はQTランク195位で初めてTPD単年登録をしてツアー出場への道を切り開いた。「取りこぼさないゴルフをしたい。目標は予選通過です」。29歳と遅咲きの児玉が21日からの本戦で意地をみせる。

最終更新:4/18(火) 7:00

サンケイスポーツ