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<米財務長官>「長期的ドル高」は肯定 「短期」問題視

毎日新聞 4/18(火) 10:00配信

 【ワシントン清水憲司】ムニューシン米財務長官は17日、トランプ大統領が12日に「ドルは強くなりすぎている」と述べたことについて「短期的なドル高について事実を発言した。発言と行動には大きな違いがある」と述べ、外国為替市場への介入にはあたらないと釈明した。英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューに答えた。

 ムニューシン氏は「世界の通貨として、第一の準備通貨として、ドルが長期的に強くなることは良いことだ」と語り、トランプ氏の発言は米国が基本にしてきた「強いドル政策」の変更を意味しないと改めて説明。そのうえで「短期的なドル高は輸出を損なうという明白な問題があり、大統領の発言に賛同する」として、最近のドル高を問題視する考えを示した。

 これまで米国は、他国が市場でドルや自国通貨を売り買いして為替水準に影響を与える為替介入だけでなく、高官が発言で市場の変動をけん制する口先介入にも厳しい目を向けてきた。しかし、トランプ氏が口先介入を繰り返す中、ムニューシン氏は「発言と行動は違う」と苦しい説明を強いられた形だ。

最終更新:4/18(火) 10:43

毎日新聞