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吉野家はまだ7台…“超レア”牛丼移動販売車はどこにいる?

日刊ゲンダイDIGITAL 4/18(火) 9:26配信

 先週、中央区内の永代通りを歩いていると、交差点で面白い車を発見。車体は目立つオレンジ色で、ご存じ“吉牛”の屋号がデカデカと書かれている。何だ? 牛丼の屋台か? 早速、吉野家に確認すると――。

「現在、全国で7台ほど稼働している移動店舗です。食のイベントや学園祭などでも出動することがあります。トラック後部で調理しているため、メニューは持ち帰りの牛丼のみ。値段は店舗と同じで並盛り380円。普段、街中ではめったに見られません」(広報担当者)

 ライバルのすき家も移動販売ができる“キッチンカー”を2台スタンバイ。イベント等にも登場しているが、「本来は災害支援車両として設計され、昨年の熊本地震の際も出動しました」(ゼンショー広報室)。珍しさではこちらが上か。いずれにしろ、出合えたことは貴重な体験。街で見かけたら、ラッキーと思っていい。

 さて、牛丼はサラリーマンのすきっ腹を満たす昼飯の定番メニューのひとつ。新生銀行の調査(サラリーマンの昼食代事情2016)によると、昼メシ代の平均は587円。それでも“吉牛”なら、並盛り+「みそ汁、お新香付き」のセット(510円)が楽々食べられる。

「普段はコンビニ弁当、立ち食いソバ、牛丼、コーヒーとサンドイッチを毎週1回ずつ、残り1日は同僚に付き合います。そのときでもメシ代は700~800円程度です」(40代の経理マン)

 優雅に“1000円ランチ”を楽しんでいるのは、大企業勤務のオジサンや自宅通勤の独身OL、夫婦共働きのDINKSたちくらいか。子育て世代には弁当持参の堅実派もいるし、大半のサラリーマンはワンコインランチで我慢しているのが実情だ。

 できるなら近くまで牛丼の移動販売車に来てほしいサラリーマンも少なくないだろう。

最終更新:4/18(火) 12:34

日刊ゲンダイDIGITAL