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SDN技術を用いた工場ネットワークを導入へ

MONOist 4/18(火) 5:40配信

 横河電機は2017年4月5日、子会社の横河ソリューションサービスが、王子ホールディングス配下の4工場向けにSDN(Software-Defined Networking)技術を用いた工場ネットワーク更新プロジェクトを受注し、導入を終えたと発表した。横河電機は、既設ネットワークを含むIT基盤の調査・改善設計・導入を行った。

 SDNは、通信機器や配線を物理的に統合し、仮想ネットワークをアプリケーションごとにソフトウェアで自在に構築できる。従来の工場内ネットワークは、アプリケーションやロケーション、設備ごとにルーターやスイッチなどの通信機器を備え、それぞれに配線が必要だった。SDNでは、容易にネットワークの集中制御や構築、改造ができるほか、ネットワークに必要な通信機器と配線が減り、運用・管理コストを削減できるという。

 さらに、ネットワークの稼働状況の可視化が可能となる。不具合個所を容易に特定でき、緊急時に遠隔操作で通信を遮断できることから、工場ネットワークのセキュリティ強化にもつながる。

 同プロジェクトでは、SDN対応の通信機器としてNEC製「UNIVERGE PF(ユニバージュ ピーエフ)」シリーズを採用。横河電機のノウハウを用い、既設ネットワークを含むIT基盤の調査、改善設計、導入を行った。現在は、横河電機が工場内の通信状態、通信の健全性を監視するセキュリティ運用管理サービスを試行提供している。

最終更新:4/18(火) 5:40

MONOist