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年収1億!タモリらを激怒させた森脇健児が究極の勘違い人生を激白

夕刊フジ 4/18(火) 16:56配信

 16日放送の「しくじり先生 俺みたいになるな!!2時間スペシャル」(テレビ朝日系)にタレントの森脇健児(50)が登場。タモリ(71)らの“大物”を激怒させるなど、“究極の勘違い野郎”だった過去を振り返った。

 「相当な覚悟で来た」と、緊張気味の表情で現れた森脇は、“全然面白くないのに、自分のことをメッチャ面白いと勘違いしてしまった先生”として、「勘違いして人生を破滅させないための授業」を行った。

 「すべてをさらけ出し、大切な教訓を伝えたい」と意気込んだ森脇は、まず、すべての始まりである自身の高校生時代から語り出した。高校生のころから弁論大会や文化祭で大活躍。自主ライブを行い、200人を集客することもあったという森脇。素人番組にも出まくっていた“伝説の高校生”は、松竹芸能のオーディションを受け、3000名の中から選ばれ、華々しく芸能界デビューを果たす。お笑い養成所にも通わず、アルバイトの経験もない、一切の下積みをせずに、またたく間にスターダムを駆け上がっていったという。

 「プレッシャーは全然ない。当然だと思っていた」と語る通り、芸能界デビュー後すぐに、ラジオやテレビのレギュラーを獲得。21歳の時には、関西で圧倒的な人気を誇ったバラエティー番組「ざまぁKANKAN!」(読売テレビ)がスタート。女子中高生からの支持を受け、仕事はどんどん増えていった。

 忙しすぎて、読売テレビの横のホテルを借りて、そこから仕事へ。地方への移動はすべてヘリコプターという多忙ぶり。当時、自分には人気があると完全に思い込んでいたという。しかし、今では、「実力のない僕が受けたのは、お客さんが女子中高生だったから」と分析できるようになり、スタジオの芸人たちに、「女子中高生に人気というキャッチコピーが一番危ない」と忠告した。

 関西でのブレークにより、森脇の勘違いはどんどんエスカレート。織田哲郎の手がけた楽曲でCDデビューを遂げ、大阪城ホールでコンサートを開催。チケットは即日完売だったという。そして、満を持して、23歳の時に東京へ進出。その勢いは止まらず、東京でも人気爆発。「笑っていいとも!」(フジテレビ系)、や「夢がMORIMORI」(フジテレビ系)など、レギュラーのテレビ番組は12本にも及び、さらにトレンディードラマやCMにも出演した。当時の最高年収は約1億円。品川区にあった8000万円の高級マンションに住みながら、キャッシュで購入した高級車2台を乗り回した。当時、彼はまだ25歳だった。

 しかし、そんな森脇の人生に暗雲が立ち込める。調子に乗りまくっていた森脇は、ある3人の大御所芸能人から大目玉を食らうことになる。笑福亭鶴瓶(65)のラジオ番組で、ネタを振られても面白いことが言えず、逆に鶴瓶にネタを振り返してしまい、放送後「回すんわ俺や!面白いことなんも言えへんのかい!」と激怒されたエピソードを披露した。

 またタモリと高級焼き肉に行った際に、どんどん肉を焼いてしまい、「俺のペースで食べさせろ!」と叱られたことも。さらに、番組の打ち上げで三宅裕司(65)の前で全裸になり店内を走り回ってしまい、「お前がどうして売れるか真剣に考えているのに何やってるんだ!」と怒られたこともあったという。

 大御所のタレントたちから顰蹙をかってしまった森脇。仕舞いには、「森脇健児って何が面白いんだっけ?」という風潮が業界内で広まり、ある日突然、東京でのレギュラーがすべて終了してしまう。

 「(実力ないのが)バレました。いつまでも続かないっていうのは薄々気づいていた」と振り返る森脇だったが、一方で、「関西ならまだやれる」という思いもあったそう。この時まだ30歳。東京の自宅と車を売り払い、心機一転、地元関西で再起を誓うが、「ローカル番組に出たってる(出てやっている)」という気持ちだったため、結局、関西のレギュラー番組も1年半で卒業(クビ)。ここで「ローカルほど全力」という教訓を学んだという。

 仕事を完全に干された森脇は、自分をヨイショしてくれる若手(ほぼ素人)を誘って飲みに行ったり、自分の居場所を見つけるため、身体を鍛え始めたりする。しかし、仕事はまったく増えず収入は激減。「芸人は健康で暇が一番辛い」と当時の心境を打ち明けて、笑わせた。

 そんな森脇の転機となったのが34歳の時に出演した「いきなり!黄金伝説。」(テレビ朝日系)での「1カ月1万円生活」だった。ロケは、真冬の北海道の海小屋を拠点に自給自足で生活をするというもの。体重が10キロ激減する地獄を経て「自分はもう特別扱いしてもらえる存在じゃない」と気付き、イチから頑張ることを誓ったという。「黄金伝説のスタッフには感謝している。試された仕事だった」と振り返った。

 現在、50歳の森脇は「調子が良い時こそ冷静に、そして低姿勢に」と、これまでの経験から得た教訓を語り、「しくじるということは大切だと思う。過去を反省しているけど、後悔は一切していない。過去があるから今ここでしゃべらせてもらっている。どん底に落ちて新しいチャレンジが始まる」と自分の信念を伝えた。

 最後は自身の「オールスター感謝祭」(TBS系)でのエピソードを交えながら、「今、しくじっている人に言いたいのが、諦めたらあかん、絶対に諦めない。その代わり死ぬほど努力しなきゃいけない。才能って続けること。素直な心、謙虚な態度、感謝の気持ち。これからです。やる気、元気、森脇。以上」と涙を流してメッセージを送った。

最終更新:4/18(火) 16:56

夕刊フジ