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DeNA・筒香、“WBC後遺症”ふっ飛ばす!ラミ監督「心配ない」

サンケイスポーツ 4/18(火) 7:00配信

 今季初アーチを-。 昨季セ・リーグ3位のDeNAは、18日から昨季覇者・広島と今季初の3連戦(マツダ)に臨む。主砲の筒香嘉智外野手(25)は3月の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表の4番として活躍したが、今季は60打席本塁打なし、1打点と沈黙。“WBC後遺症”が心配される中、17日に敵地入り。44本塁打、110打点でリーグ2冠を獲得した昨季、最も相性のよかった広島戦で待望の1号を狙う。

 ハマの大砲よ、目を覚ませ-。昨季44本塁打を放った筒香が、開幕から14試合60打席アーチなしというトンネルを抜け出せずにいる。プロ入り後“ワースト”の遅さ。昨季110に達した打点も、わずか1しかない。

 3月のWBCで、ともに日本代表最多の3本塁打、8打点をマークして臨んだシーズンでまさかの低迷。あのイチロー(マーリンズ)も2009年の第2回大会後に体調を崩しており、筒香の“WBC後遺症”を心配する声があがっている。だが、ラミレス監督の信頼に揺るぎはない。

 「ヒットは出ているし、まったく心配していない。1本出れば一気に打ち出すと思っている。ファーストストライクをしっかりと振っていけばいい結果が出る」

 連日のように、こう語っている。試合前の打撃練習後には何度も声をかけ、筒香も指揮官の教えを体現。16日のヤクルト戦(横浜)は第1打席で見逃し三振を喫したが、続く第2打席は3ボールから強振(ファウル)。3、4打席目も第1ストライクを打ちにいき、4打席目で安打を放っている。積極的な姿勢で、現状の打破を試みている。

 筒香も「スランプという意識はない。感覚はよくなっている」と、多くを語らずに“耐える”日々。14日のヤクルト戦は右太もも裏をつって九回の守備から退いたが、15、16日はフル出場した。そんな姿に、プロ野球で通算380本塁打、1272打点の指揮官も「フラストレーションはあるだろうが、表に出さないのが4番の宿命。自分にもそういう時期はあった」と理解を示し、主砲の爆発を待っている。

 そんな中、18日からは敵地での広島3連戦。この日チームは移動日で、筒香も練習は行わなかったが、初戦に先発するドラフト1位・浜口(神奈川大)は、マツダスタジアム隣接の室内練習場で練習。偉大な先輩の名前こそ挙げなかったが、「テンポよく自分の投球をすれば、結果的に攻撃にもいいリズムが出てきますね」と、筒香の本塁打を呼ぶためにも、打線に好影響を与える投球を誓った。

 筒香は昨季、広島戦でカード別最多の11本塁打を放ち、打率・359、25打点も相手別で最多。横浜を除く球場別本塁打でも、マツダで神宮と並ぶ最多の6本を放った。またきょう先発の野村には打率・429、2本塁打。さらに昨季1号はマツダだった。データは今季1号を後押しする。

 「相手がどことかは、僕のなかにはありません」。不動心。昨年10月15日、広島とのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第4戦、一発が出れば逆転の場面で三振に倒れ、最後の打者となったのが筒香だった。そして迎える広島との今季初対戦。覚醒にふさわしい舞台が整った。 

最終更新:4/18(火) 7:00

サンケイスポーツ