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【巨人】高木勇“斜めに動く”新球で19日のヤクルト戦に今季初先発

スポーツ報知 4/18(火) 7:04配信

 1軍登録された13日の広島戦(東京D)で2回途中から登板し、5回2/3無安打無失点と好投した高木勇人投手(27)。好調カープ打線の勢いを止めた秘けつは、オフのプエルトリコウィンターリーグで習得した2つの動く球。19日のヤクルト戦(鹿児島)で今季初先発が決まった3年目右腕の進化に迫った。

【写真】熊本で行われるヤクルト戦に向け調整する菅野(カメラ・川口 浩)

   海外修業で習得 高木勇の変貌ぶりに、広島の各打者は明らかに戸惑っていた。「神ってる」鈴木が、菊池がタイミングが合わない。実は、高速カットとシンカーという、昨年まで投げていなかった2つの「新球」を投げていた。

 高木勇といえば、独特の軌道で横に大きく曲がり、原前監督が「高木ボール」と命名したカットボールが武器だった。昨季終了後に武者修行したプエルトリコで考えが変わった。

 「向こうでは最初、グイーンって曲がる、すごい球を投げる投手が日本から来た、みたいに現地の人に言われたんです。でもすぐにコーチから、真横に曲がる球はバットの面に当たりやすい。斜めの変化球、動く球が必要だと助言されたんです」

 以来、スライダー気味に小さく曲がる高速カット、シュートしながら沈むシンカーを特訓して習得した。従来の高木ボールも使いつつ、投球の幅が広がった。微妙に球を動かしてバットの芯を外す意識が高まり、ストライクで勝負する機会が増え、2軍で23イニング無四球の制球力を生んだ。

 2月のキャンプの紅白戦では、結果を求めすぎて押し出し四球を出し2軍降格。ファームで自分を見つめ直してはい上がった。「三振ってすごく格好いいですが、理想は9回(打者27人)27球。その意識が高まった。プエルトリコの経験は本当に大きかった」。19日のヤクルト戦も、ストライクゾーンで果敢に勝負する。

最終更新:4/18(火) 17:58

スポーツ報知