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<米下院補選>「トランプ氏信任」争う…大統領選の激戦区

毎日新聞 4/18(火) 11:50配信

 【ワシントン高本耕太】米南部ジョージア州で18日投票される、連邦下院第6区(州都アトランタ北郊)補欠選挙の結果が注目されている。昨年11月の大統領選でトランプ大統領(共和)とクリントン候補(民主)が激しく争った選挙区で、米メディアは「トランプ政権への信任を問う選挙」と位置づけ大きく報道。トランプ氏自身も、情勢調査でリードが伝えられる民主党候補を「口撃」するなど、強い関心を示している。

 共和党のプライス議員がトランプ政権の厚生長官に就任したことに伴い、補選が行われる。この選挙区は長年、共和党支持が根強かったが、昨年の大統領選は激戦となり、CNBCテレビによるとトランプ氏が得票率1.5ポイント差で競り勝った。

 発足直後の政権が医療保険制度改革(オバマケア)見直しや税制改革など内政面で停滞するなか、野党・民主党は来年秋の中間選挙へ向けた反転攻勢の足がかりにしようと、今回の補選に大量の人材と資金を投入している。

 米各メディアの情勢調査によると、補選には18候補が立候補し、民主党の映像作家、オーソフ氏(30)が40%前後の支持率で優勢を維持。だが当選に必要な50%には達しない見通しで、6月20日の決選投票で共和党各候補陣営が支持を一本化できるかがカギとなる。

 補選が政権評価と絡めて注目されることに、トランプ氏も神経質になっている模様だ。17日には「スーパーリベラルの民主党候補は、犯罪者を守り、不法移民を許し、増税しようとしている!」と自身のツイッターに投稿。オーソフ氏を批判した。

最終更新:4/18(火) 12:21

毎日新聞