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<京都・二条城>焦げ茶色の粉が40カ所以上

毎日新聞 4/18(火) 20:06配信

 ◇京都府警中京署が文化財保護法違反容疑で捜査

 18日午前11時50分ごろ、世界遺産・二条城(京都市中京区)の国宝「二の丸御殿」の団体入り口付近に、焦げ茶色の粉が落ちているのを案内スタッフが見つけた。城を管理する市の元離宮二条城事務所が調べたところ、御殿のほか、城内の特別名勝「二の丸庭園」の溝や草の上などにも計40カ所以上、同じような粉がまかれていた。京都府警中京署が文化財保護法違反容疑で調べている。

 元離宮二条城事務所によると、二の丸御殿の廊下の端などで三十数カ所、二の丸庭園で12カ所、本丸庭園で3カ所見つかった。開門前の18日午前8時半には異常はなかったという。中京署は開門後に何者かがまいたとみて防犯カメラの映像などを調べている。市は調査のため、二の丸御殿の観覧を同日午後2時半以降、中止した。19日は通常通り午前8時45分から開場する。

 二条城は1603(慶長8)年に徳川家康が築城。二の丸御殿には1867年、徳川慶喜が大政奉還を表明した大広間がある。

 1939年から市が管理。2015年2月にも油のようなものがまかれる被害に遭った。【篠田直哉】

最終更新:4/18(火) 23:00

毎日新聞