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規制委員長に更田氏=原発審査を主導―政府人事案

時事通信 4/18(火) 17:50配信

 政府は18日、原子力規制委員会の次期委員長に更田豊志委員長代理(59)を充てる国会同意人事案を、衆参両院の議院運営委員会理事会に提示した。

 9月で任期が切れる田中俊一委員長(72)の後任で、人事案は今国会で同意される見通し。

 更田氏は原子力工学が専門で、2012年9月の規制委発足時からのメンバー。日本原子力研究開発機構で核燃料や原子炉の安全研究に取り組んだ実績を買われ、規制委では原発の設備対策の要求を引き上げる新規制基準の策定に関わった。

 新基準の施行後は原発設備の審査を担当。主導的な役割を果たしたほか、東京電力福島第1原発事故の廃炉作業を監視する検討会の座長を務めた。

 第1原発の汚染水対策では、東電や経済産業省資源エネルギー庁の見通しの甘さを指摘。再任された15年9月の記者会見では今後の廃炉作業について「より難しくなってくる」と述べていた。

 原則40年と定められた運転期間をめぐっては、関西電力高浜原発1、2号機(福井県)、美浜原発3号機(同)で延長を認めた。

 更田氏は「原発事故の教訓を決して忘れることなく、新たな規制課題にも向き合っていく覚悟です」とのコメントを出した。 

最終更新:4/18(火) 19:21

時事通信