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<千葉女児殺害>母「目を閉じれば助けを求める声が…」

毎日新聞 4/18(火) 21:09配信

 ◇両親、自宅で報道各社の取材に応じる

 千葉県松戸市立六実(むつみ)第二小3年だったレェ・ティ・ニャット・リンさん(9)=ベトナム国籍=が遺体で発見された殺人・死体遺棄事件で、女児の両親が18日、同市の自宅で報道各社の取材に応じた。父レェ・アイン・ハオさん(34)は「容疑者に、私たち家族は何か悪いことをしたのか尋ねたい」、母グエン・ティ・グエンさん(30)は「目を閉じれば助けを求める声が聞こえる。これは一生続く」と苦しい胸の内を明かした。

 女児の写真や花が飾られた部屋で時折目元を拭いながら、事件の理不尽さや容疑者への憤りを口にした。冒頭、グエンさんはメモを読み上げ「娘が殺されて将来どうしていいか分からなくなったが、警察の熱心な捜査や日本、ベトナム両国民の温かい言葉で少しずつ心が和らいでいる」と現在の心境を語った。

 死体遺棄容疑で逮捕された渋谷恭正(やすまさ)容疑者(46)は同小の保護者会会長で、通学路の見守り活動にも参加していた。グエンさんは「日本は安全だと信頼していたが、会長が容疑者では安全を守るのは非常に難しい」と嘆いた。また県警捜査本部の調べに渋谷容疑者が黙秘を続けていることについて、ハオさんは「娘が死なないといけなかった理由がいつ明らかになるか心配だ」とも述べた。

 2人はベトナムで葬儀を終え、16日に再来日した。【斎藤文太郎】

最終更新:4/18(火) 22:03

毎日新聞