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芦田愛菜「勉強になります!」、池上彰が「バーニング・オーシャン」を徹底解説

4/18(火) 22:25配信

映画ナタリー

「バーニング・オーシャン」の公開直前イベントが本日4月18日に東京・TOHOシネマズ 新宿にて行われ、ジャーナリストの池上彰と女優の芦田愛菜が登壇した。

【写真】「バーニング・オーシャン」ポスタービジュアル(他26枚)

マーク・ウォールバーグが主演を務める本作は、2010年にメキシコ湾で技術的不手際から起きた海底油田爆発事故を題材とする海洋パニック映画。このイベントでは池上が講師となり、本作で描かれる事故が発生した原因や、エネルギー産業の現状を芦田へ徹底解説した。

芦田は本作の感想を聞かれ「絶対に防げないという事故ではなかった。安全管理は“たぶん”じゃなくて“絶対”大丈夫じゃなきゃ駄目なんだと思いました」とコメント。この発言に感心した司会が「さすが愛菜ちゃん! もう中学生だもんね」と返すと、芦田は照れ笑いを浮かべた。

池上による講義が始まると芦田は真剣な表情で聞き入る。池上が芦田に「石油の単位は何か知ってる?」と聞くと、芦田は恐る恐る「バレ……ル?」と回答。池上が「正解! じゃあバレルはどんな意味かわかる?」と再び問うと、芦田は「わかりません!」と正直に反応する。そして池上は「バレルの意味は樽。アメリカで初めて石油が吹き出したとき、人々は近くにあったチェリー酒の樽を使って石油をためていました。それが今でも石油の単位として使われています」と豆知識を披露。芦田は「なるほど! 勉強になります」と元気に答えた。

そしてポスターに書かれている「世界最大級の『人災』」の文字に着目した芦田が“最大級”の理由を尋ねると、池上は「確かに死者数だけを見ればほかにも多くの人が亡くなった事故はたくさんある。でもこの事故が最大級と言われるゆえんは、海に石油が流出したこと。周辺の魚はみんな死んでしまい、それを餌にする海鳥も石油まみれで飛べなくなってしまったんです」と解説。芦田は「そんなシーンありました!」と笑顔を向ける。池上はさらに「石油が流出したメキシコ湾は漁業地帯。魚が死んでしまったせいで漁師は職を失い、魚介を使った郷土名物のケイジャン料理も食べられなくなってしまいました」と続ける。芦田は「自然破壊にもつながっているから最大級なんですね」と大きくうなずいた。

最後に芦田は講義を振り返り「映画を観たときの疑問点がどんどん晴れていった。より深く映画のこと、この事故のことを理解できて、もう一度観たくなりました」と述べる。そして池上は「愛菜ちゃんの“もっと知りたい光線”がすごくて、ついついしゃべりすぎてしまいました」とイベントを締めくくった。

「バーニング・オーシャン」は、4月21日に全国ロードショー。



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最終更新:4/18(火) 22:25
映画ナタリー