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アダルトサイトから止まらぬ振込要求の実態 「親にも友人にも相談できなかった」

4/18(火) 11:40配信

BuzzFeed Japan

突然届いたこんなメールに、恐ろしくて一人震える子どもたちがたくさんいます。【BuzzFeed Japan / 瀬谷 健介】

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2007年。私は、高校1年生で携帯を使い始めた。ある日、メールが届き始め、一人で怯えた日々を過ごすことになる。

「ご利用いただき誠にありがとうございます」「来月○日までに○万円のお振込がなければ、法的措置を取らせていただきます」

アダルトサイトに飛んだこともあり、心当たりがないわけでもない。夜中にも止まないメールに、耳慣れない「法的措置」という単語。

これは、身に覚えがないのにお金を要求される「架空請求」の典型だと今ならわかるが、当時ネットリテラシーのかけらもなかった私は、コンビニから振り込もうか、とも考えた。

思春期で、入学早々だったこともあり、家族にも友人にも相談できずに悩んだ。とくに私は、”性的な話”をオープンに言えるタイプではなかったので、自分だけで解決しよう、と考え、不安はエスカレートした。

「そういうの俺もくる。詐欺だからメアド変えな」。数週間経って、勇気を振り絞って相談した友人が、私を救ってくれた。

最近の手口は、ますます巧妙になっている。

芸能人の名前や、男子なら馴染みのあるアダルトサイトの名前を使うなど…。

手口は、メールだけではない。独立行政法人・国民生活センターによれば、アダルトサイトにアクセスすると「登録完了」と表示され、 料金を請求されるケースが目立つ。また、アクセスするつもりのない人が、誤操作でトラブルに巻き込まれることもある。

「無視でいいだろ」で済ませられない人は多い。

全国の消費生活センターに寄せられる相談で、一番多いのがアダルトサイトに関するもの。2015年度まで5年連続で1位(16年度は集計中)だった。

そのうち、スマホでのトラブルが増え、15年度に過半数に。トラブルの元が、パソコンやガラケーからスマホに移ったことがわかる。

相談者は、男女問わず幅広い年代にいる。

2011~2016年度に相談した男性は、女性より約2.3倍多かった。

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最終更新:4/18(火) 12:12
BuzzFeed Japan