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きらきら輝き、ゆらゆら揺れる。多感な青春を思い出す“17歳”映画

4/18(火) 11:50配信

dmenu映画

17歳といえば青春真っ只中、青春といえば、きらきら……。17歳を走り過ぎた大人になると、そんな風に青春を思い出してしまいがちですが、ただきらきらしてばかりなんてことはなかったはずです。

【画像】金髪ギャルの有村架純

そんな大人にあの頃がどんなものだったか改めて思い出させてくれるのが、4月22日公開の『スウィート17モンスター』です。主人公は妄想してばかりで、恋もそれ以外もなんだかパッとしない17歳の女子高生ネイディーン(ヘイリー・スタインフェルド)。

自分の辛さを誰も理解していないと、母親や教師に八つ当たりする“こじらせ女子”が、唯一の味方だと信じていた親友と兄が恋人同士になったのを機にこじらせをエスカレートさせます。

そのなかで少しずつこれまでとは違った視点で自分や周囲と向き合うようになる成長を、コミカルかつリアルに描いています。きらきらしてはいるものの、将来に対する漠然とした不安を前に揺れて、ゆらゆらしている時期でもある17歳。これまでにも映画の中でさまざまな17歳が描かれてきました。

未知なるものに惹かれる危うい17歳…『17歳の肖像』(2010年)

『ドライヴ』(2011年)『華麗なるギャツビー』(2013年)などで知られる実力派キャリー・マリガンがヒロインを演じた『17歳の肖像』。オックスフォード大を目指す成績優秀な女子高生が、謎めいた30代の男性と出会ったのを契機にそれまで知ることのなかった大人の世界に足を踏み入れていく姿を追いかけます。

周りから優等生として認められるものの、どこか退屈だと感じていた彼女が非日常的な恋に酔いしれていきます。一方で、次第に勉強に集中できずに進路が断たれそうになっていくという、向こう見ずなまでに未知のものに惹かれてしまう、若さゆえの危うさを見事に捉えています。

生の尊さを噛み締める17歳…『きっと、星のせいじゃない。』(2014年)

ジョン・グリーンのヒット小説『さよならを待つふたりのために』(2012年)を「ダイバージェント」シリーなどのシャイリーン・ウッドリー主演で実写化した感動作『きっと、星のせいじゃない。』。酸素ボンベを使わずに呼吸ができず、学校にも通えなくなった末期がん患者ヘイゼルが、がん患者の集会で出会った青年と心を通わせます。

「どうせ先は長くない」と、どこか冷めていた彼女が、彼と過ごすなかで、恋のきらめき、誰かを愛して誰かに愛される喜びを知り、限られた命であるからこそ“生”の尊さを噛み締めていく姿には胸を打たれてしまうはずです。

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最終更新:4/19(水) 15:20
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