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シリア攻撃の背景にイヴァンカ氏…影響力が増大する『陰の女帝』

ホウドウキョク 4/18(火) 11:30配信

メルケル首相が目を付けた“パートナー”

EUの大国ドイツ・メルケル首相。彼女が目を付けた“パートナー”が米トランプ大統領の愛娘イヴァンカさんだと話題になっている。

今月25日に『Woman20』というイベントに出席し、ドイツで演説することが決まったと先日発表された。女性の立場からの提言をG20サミット議長のメルケル首相に渡す。イヴァンカさんの参加と演説はメルケル首相の要望だという。


メルケル首相と言えば思い出すのが、先月ホワイトハウスで行われたメルケル×トランプ会談だ。

世界の注目を集めることになった理由は主に3つだ。

1.もともと思考の異なる2人の関係は大丈夫か?という懸念
2.ワシントンが大雪のために当初の予定が延期
3.カメラの前でトランプが握手をしなかった“事件”


また、動画ではないのでわかりにくいが、メルケル首相とイヴァンカさんが同席した際、「あんたがあの男の娘かい。私の隣の席だなんて場違いじゃない?」と腹の中で思っているかのようなシーンも話題となった。

しかし、このワシントン訪問の際に、メルケル首相がイヴァンカさんをWoman20に招聘したので、じっと見つめていたのは、意地悪ではなくて、見定めていたのかもしれない。「アメリカと向き合わざるを得ないものの父親との関係はダメだから、娘を使おうとシフトした」とも読める。

“秘密兵器”イヴァンカ氏の存在感

イヴァンカさんは、今では「大統領特別補佐官」の肩書を持ち、ホワイトハウスの執務棟(ウエスト・ウイング)に専用スペースも持っている。“俺様キャラのパパ”を何かとサポートしてきた、パパの『秘密兵器』だ。大統領が一番信頼している人と言っても過言ではない。


最近、その影響力が話題になったのは、シリア攻撃の時。スパイサー報道官が11日の会見で「大統領の決断の背景にイヴァンカさんの影響があったことに疑いはない」と認めたのだ。

空爆直前(4月5日)イヴァンカさんが「シリアから配信されている昨日の残虐な化学攻撃の画像に悲嘆に暮れて憤慨している」とツイート。この思いが父親にシリア攻撃を決断させたというのだ。

大統領はイヴァンカ氏を自分の目と耳のような存在として信頼している。特に、大統領が会わないような人たちの関心や心配ごとを伝えることがポイント。それが2月に行なった議会演説の好評判につながったと言える。


いま、ホワイトハウスでは、“黒幕”の異名を持つバノン氏とイヴァンカさんの夫・クシュナー上級顧問との不仲や権力闘争が話題となっている。

なおさら、イヴァンカさんは存在感と影響力を大きくしそうだ。

最終更新:4/18(火) 11:30

ホウドウキョク