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赤や白 ツツジ華やか 22、23日 平戸の旧家庭園公開

長崎新聞 4/18(火) 10:21配信

 平戸ツツジが咲き誇る長崎県平戸市内の旧家の庭園7カ所が22、23日に一般公開される。子孫らでつくる「平戸庭を守る会」のメンバーらは草刈りなど観光客の受け入れ準備に汗を流す。内野茂樹会長(66)は「寒気の影響などで開花が遅れたが、今が一番の見ごろ。日本庭園と花の風情のあるコントラストを楽しんで」と呼び掛ける。

 会は武家屋敷や商家などを守る12軒、計16人で構成。一般公開イベント「平戸お庭めぐり」は結成2年後の2002年から始め、今年は江戸後期から大正時代にかけて造園された同市田平町や岩の上町など7カ所を公開する。

 内野会長の曽祖父が建てた「内野家」(岩の上町)は1926年建築の国登録文化財。庭園には平戸ツツジの原木「藤娘」や、「敬閑」が見ごろ。39年に建てられた「鮎川家」(田平町)の鮎川学副会長(70)の庭園にも、平戸ツツジの代表的品種「羅生門」「平和の光」などの赤や白、紫色の花が華やかという。

 「お庭めぐり」には昨年2日間で延べ約2千人が訪れるなど、平戸のイベントとして定着。市もシャトルバスを運行したり学生ボランティアを派遣するなど協力する。

 しかし、剪定(せんてい)などの維持管理費は自己負担。平均年齢も70歳と高齢化が進み、広い敷地の草刈りなどはきついときもあるが、内野会長らは「美しい庭園を見て、きれいと言ってもらえたりすると報われます」と笑顔を見せる。

 期間中、各家では苗販売や呈茶を行うほか、地元作家による木工製品、アクセサリーなどを販売する「ハンドメイドマルシェ」などもある。内野会長は「こけむした庭や、フジ、ヤエザクラとの共演も楽しめます」と話す。

 公開は22、23日とも午前10時~午後5時。問い合わせは内野会長(電090・2714・3687)、鮎川副会長(電090・5941・0061)。

長崎新聞社

最終更新:4/18(火) 10:21

長崎新聞