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新アニメ『サクラダリセット』、哲学的なセリフに視聴者悲鳴!?「1回じゃ理解できない」

4/18(火) 16:05配信

トレンドニュース(GYAO)

4月よりTOKYO MX他でスタートした新アニメ『サクラダリセット』だが、視聴者から「内容が難しい」「1回見ただけじゃ理解できない」と悲鳴があがっている。

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■主人公は本当に高校生? 難解な例え話が続出

『サクラダリセット』の舞台となるのは、住人の半数が特殊能力を持つ街“咲良田(さくらだ)“。主人公の浅井ケイは、過去に体験したすべての記憶を思い出すことができる“記憶保持“の能力者。ヒロインの春埼美空は、世界を最大3日ぶん巻き戻すことができる“リセット“の能力者。リセットを行うと美空自身も記憶を失ってしまうのだが、ケイと力を合わせることで、2人は過去をやり直して現在を変えることができる。2人は、2年前に死んでしまった同級生・相麻菫(そうますみれ)を生き返らせる方法を探っている――。

このあらすじの時点で、すでに少々ややこしい。さらに現実の中高生離れしたセリフ回しも特徴で、たとえば第1話、ケイと美空を引き合わせた菫は、3人で定期的に集まることを提案するのだが、ケイに「そうすることに意味はあるのかな」と返されたときの、菫のセリフがこうだ。

「意味なんていいのよ。私たちは電線に並ぶスズメみたいに、ほんの羽休めをして、ただ一緒にいるの」

さらに菫は「私たちの中にアンドロイドがいると仮定しましょう」「アンドロイドは誰? とりあえずそれを3人で集まる意味にしましょう。そして夏の終わりに答え合わせしましょう」と続ける......。アンドロイドが実際に存在する世界観の物語であれば、「アンドロイドは誰?」という菫の問いかけも理解しやすいものだが、今のところ咲良田には、特殊能力者は多数いてもアンドロイドが存在する気配は一切ない。つまり、「アンドロイドがいる」うんぬんは本当に仮定にすぎない......? 何かの例え話だとしたら、どんな意味が込められている......? この会話をしているとき、菫とケイと美空は中学生というのだから驚きだ。

■考察したいアニメファン向け! 謎だらけの展開

それぞれの能力が複雑に絡み合って展開していくストーリーに加え、登場人物たちの哲学的な会話、しかもひとつひとつのセリフが長い......ということで、視聴者からは「内容が難しい」「1回見ただけじゃ理解できない」という声もあがっている。しかし、少々楽しげな様子でそういった悲鳴をあげている視聴者も多いように感じるのは気のせいだろうか。確かに「頭を空っぽにしてアニメを楽しみたい」というアニメファンには向かない作品だろう。だが、“考察したい“アニメファンにとっては、たまらない作品だ。

先述のアンドロイドうんぬんの会話だって、何か深い意味が込められているのかもしれない。また、いくら2人そろえば完璧なリセットが実現するといっても、そもそも菫はなぜケイと美空を引き合わせたのか? そして、世界をやり直せるのは最大3日なのに、2年前に死んだ菫を生き返らせる方法は本当にあるのか――? 第2話まででも、ザッとこれだけの謎が提示されている。

同作には「見ると頭がよくなった気になれる」という感想も寄せられている。現在、野村周平と黒島結菜のダブル主演で実写映画の前篇が公開中(5月13日に後篇公開)。アニメ、実写版と注目を集めている『サクラダリセット』だが、ブームの中で頭がよくなっている人が続出......かもしれない!?

(文/原田美紗@HEW)