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「Aプレミアム」前年度比1.2倍 鮮魚伸び悩み目標届かず/青森県

デーリー東北新聞社 4/18(火) 11:12配信

 青森県は17日、県とヤマト運輸による、県産品を保冷で国内外にスピード輸送できるサービス「A!Premium(エープレミアム)」の2016年度利用実績を公表した。サービスを利用し国内外に輸送された荷物は4355個で、前年度の約1・2倍に増加した。ただ、しけで鮮魚関係の利用が伸び悩んだことなどが影響し、目標の5千個には届かなかった。県は17年度、海外でのマーケティング調査など、利活用促進の取り組みを強化する。

 県港湾空港課によると、昨年4月に大阪市に新設した、大阪分室による西日本での販路開拓などが要因となり、利用実績は好調に推移。ただ、今年1~3月のしけで八戸港を中心に出漁できない期間が長く、鮮魚関係の動きが鈍った。

 県内の利用契約者数は135社と前年度比で47社増えた。地域別では東青の29社が最多。

 県南関係は三八が27社(前年度20社)、上北が22社(16社)、下北が9社(2社)。下北地域での増加は、2月から始まったむつ市を起点とする下北便が要因という。

 輸送品目はホタテや鮮魚などの水産品が約9割を占め、青果品(6%)、畜産品(3%)、加工品(2%)などと続いた。

 輸送先の内訳は海外向けが63%に上り、このうち香港が61・1%と大半を占めた。国内向けは37%で、中部以西(中部、関西、中国・四国、九州、沖縄)の割合が18・8ポイント増の33・9%となった。

 県はサービス開始から3年目となる17年度の利用実績目標を7千~8千個と設定。県産品の販売拡大を狙いとし、今後の目標には同サービスを契機とする取引であれば、サービス対象外の常温や冷凍の荷物も実績に含める。目標達成に向け、海外での調査結果を踏まえ、集中的な営業の展開や、首都圏や西日本でのさらなる販路拡大に取り組む。

デーリー東北新聞社

最終更新:4/18(火) 11:12

デーリー東北新聞社