ここから本文です

【特集/欧州4大リーグ気鋭のアタッカー24人 2】ビッグクラブ行き間違いナシ! ブンデスはスターの登竜門

theWORLD(ザ・ワールド) 4/18(火) 8:20配信

ヴェルナー&ニャブリは代表でも活躍が期待

ドイツは育成システムがしっかりと確立されていて、その結果が2014ブラジルW杯の優勝に結びついたのは記憶に新しい。良い土壌から美味しい食物が育つように、体系化された組織からは良質な選手が育ってくる。ドイツは2016リオ五輪でも決勝に進出し、選手育成が順調に進んでいることを証明してみせた。

今シーズンのブンデスリーガでも国内のクラブで育った若者たちがイキのいい動きを見せている。まず名前を挙げられるのが、RBライプツィヒの快速アタッカー、ティモ・ヴェルナーだ。シュツットガルトのユースで育ち、同クラブのブンデスリーガ最年少出場記録(17歳4ヶ月25日)を持つことから、ある程度の期待をされていたが、実際は周囲の予想を上回る活躍ぶりである。

第25節を終えて14得点はチーム最多で、得点ランクでも4位だ。上位3人がピエール=エメリク・オバメヤン、アントニー・モデスト、ロベルト・レヴァンドフスキという強者揃いであることを考えると、価値ある順位だといえる。タテへの推進力とともに決定力もあるこの若きストライカーをドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督が見逃すはずもなく、イングランド(3月22日)、アゼルバイジャン(26日)との連戦に向けた今回の代表メンバーに初招集している。「(ヴェルナーは)素晴らしい可能性を持っており、興味深い。柔軟性があり、高いレベルのプレイを続けている」(レーヴ監督)

22日のイングランド戦はルーカス・ポドルスキの代表引退試合でもある。去る者がいれば、加わる者もいる──。同試合はなんとも象徴的な一戦である。同じシュツットガルトの下部組織で育ち、15歳のときにアーセナルへ移籍。現在はブレーメンでプレイするセルジュ・ニャブリはリオ五輪で6得点を奪って大会得点王になり、ブンデスリーガでも第25節を終えて10得点している。また、ヴェルナーに先駆けて昨年11月に代表デビューし、サンマリノ戦でハットトリックを達成している。コートジボワール人の父を持つニャブリはやや小柄だが、重心が低くキレとパワーがあり、ドリブルで勝負を仕掛けて状況を打開する高い個人技を持つ。ブレーメンとの契約は2020年6月まであるが、満了を待たずに高額で移籍することになりそうだ。

フライブルクのマクシミリアン・フィリップはヘルタ・ベルリンの下部組織出身で、ドイツU-20やU-21の代表に選出されたことはあったが、目立った活躍はなかった。頭角を現したのは昨シーズンで、2部だったフライブルクで8得点11アシストをマークし、優勝&1部昇格に貢献。今季もすでに8得点しており、ジワジワと評価を高めている。M・フィリップは攻撃的なポジションならどこでもプレイできるオールラウンダーで、左右両足から繰り出すキックの精度も高い。起用方法がさまざまに考えられる選手で、監督にとっては頼りになる存在である。

1/3ページ

最終更新:4/18(火) 8:20

theWORLD(ザ・ワールド)

スポーツナビ サッカー情報

海外サッカー 日本人選手出場試合