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香川照之の怪演ふたたび!『小さな巨人』は台本・演技・音楽の三拍子がそろう名作の予感

4/18(火) 18:24配信

トレンドニュース(GYAO)

警視庁の捜査一課とは、殺人、強盗、暴行、傷害、誘拐、放火などの凶悪犯罪の捜査を扱う部署。捜査一課長とは、警視庁ノンキャリア最高の現場指揮官。大勢の課員を指揮し、常に複数設置されている捜査本部へのそれぞれの指示とマスコミへの対応を行い、捜査が行き詰った時は自ら現場に出向くこともある司令塔の役割だ。

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今クールはこの捜査一課長を描くドラマが2つある。
テレビ朝日はその名も『警視庁・捜査一課長』。内藤剛志が演ずる捜査一課長は、「ヒラから成り上がった最強の警部」で、沈着冷静で情にも厚い正義漢として描かれている。
一方TBSの『小さな巨人』では、駆け引きや権謀術策に長けたひと癖もふた癖もありそうな捜査一課長。香川照之が怪演している。
両ドラマ初回の視聴率は、前者14.5%・後者13.7%とほぼ互角。正反対と言っても過言でない2つの捜査一課長像は、ともに視聴者に大いに支持されているようだ。

■捜査一課長に対峙(たいじ)する一警察官

『小さな巨人』では、警視庁捜査一課強行班1係長の香坂真一郎(長谷川博己)が主人公。
次期捜査一課長の有力な候補で、最年少の出世と事件解決の功績を認められ、一課長の小野田義信(香川照之)の右腕となるエリート警察官だ。
3度目の事件解決の手柄を祝って、前一課長で現所轄の署長を務めている三笠洋平(春風亭昇太)と料亭で会食中、どこで聞きつけたのか、小野田が突然現れる。
三笠はエリートとして出世した“警務畑”。対すると小野田は、ノンキャリアで現場のたたき上げの“現場畑”。このタイプの違う2人は、香坂を高く評価している点では一致しているが、水と油の関係だ。
この会食に飛び込んだ小野田は、香坂のミスを利用し、香坂を所轄に左遷した。
香坂が所轄にやってくると、IT企業ゴーンバンク社の社長、中田和正(桂三枝)の誘拐事件が起きる。
“使える人材がいない”所轄に異動になった香坂は、思うように捜査が進められないでいたが、渡部久志刑事(安田顕)の積み重ねた捜査を手掛かりに、事件の鍵を得て解決にむけ大きく貢献する。
これにより香坂は小野田に評価され、「捜査一課に戻れるようにする」と言われるが、前提だった管理職昇進試験を当日になってパスし、事件解決を優先して所轄に戻ってしまう。

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