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【F1】ホンダ新仕様PUにまたもトラブル。僅か2周でPU交換を決断/バーレーン合同テスト初日

4/18(火) 19:32配信

motorsport.com 日本版

 ホンダのパワーユニットは、バーレーンGPで多くのトラブルに見舞われた。そのグランプリ明けの火曜日から同地で始まった合同テストで、ホンダは問題が解決することを望んでいた。しかし、そうはならなかった。

【ギャラリー】F1バーレーン合同テスト1日目

 この日は開発ドライバーであるオリバー・ターベイがMCL32に乗り込み、走行を開始した。しかしターベイは、僅か2周のインスタレーションラップを行った後、ガレージへと入ってしまった。

 ホンダのエンジニアは、エネルギー・リカバリー・システム(ERS)に水漏れを発見。パワーユニットを交換する以外に選択肢はなかったのだ。

 エンジン載せ替えの作業は、昼休みを徹して行われており、午後には再びターベイが乗り込み、走行を再開することが期待されている。

新しい”テスト仕様”

 ターベイがこの日走らせているパワーユニットは、ホンダのさくら研究所から運び込まれた新しいテスト仕様であり、交換後のパワーユニットも新仕様になると思われる。

 ホンダはテストに先立ち、バーレーンGPで直面した信頼性の問題の解決、そしてパフォーマンス向上を視野に入れたいくつかのアイデアを試すことを明かしていた。

 この日起きたトラブルの原因は現在検証中で、ターベイがストップした理由が、バーレーンGPでマクラーレンを苦しめたMGU-Hの問題に関係しているのかどうかは、分かっていない。

 バーレーンGPでは、ストフェル・バンドーンが金曜日に2回、フェルナンド・アロンソは予選アタックラップでMGU-Hが壊れ、その影響でエンジンにもダメージが及んだと言われている。またレース前にはバンドーンのマシンに水圧低下の問題が発生し、彼はレースをスタートすることすらできなかった。

 ホンダのF1プロジェクト総責任者である長谷川祐介は、バーレーンGP後にホンダ本社に飛び、同GPで起きた問題の解決、そして残りのシーズンに向けた開発計画の推進に努めているという。

 今回のトラブルでひとつ考えられるのは、バーレーンの高い気温が、ホンダのパワーユニットに大きく影響を及ぼしているということだ。しかし、不具合が発生したパーツの分析結果が明かされるまでは、その明確な答えは不明である。

Jonathan Noble