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「そんたくって何?」10代の疑問におときた都議が回答

4/18(火) 20:00配信

TOKYO FM+

東京都議会議員のおときた駿さんが、4月17日放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。10代リスナーの政治に関する疑問に答えていったのですが、その中から“そんたく(忖度)”について解説した部分を紹介します。

■そんたく(忖度)って何?

あしざわ教頭:“そんたく”は実際にあるんですか? また生徒(リスナー)に“そんたく”の意味も説明してもらっていいですか?

おときた:一般的に『そんたく(忖度)』というのは、偉い人の意思を、言われていないのに先回りしてやってしまうことですね。昔、織田信長がぞうりを履く時に、秀吉という部下が「(寒いだろうと思って)懐で温めておきました」と、言われていないのにやったというエピソードがあるじゃないですか。あれがいわゆる“そんたく”のひとつですよね。秀吉が『言われてないのに、寒いだろうと思って温めて出した』ことを信長が評価するエピソードですね。それと同じようなことが、政治の世界でもよく起こっているといわれているんですね。

とーやま校長:言われる前に、「この方はたぶんこう思われるだろうから、先にこうしておこう」とか。

おときた:そうなんです。なぜそれが大事かというと、政治の世界では「こうしなさい」と言ってはいけないことがあるんです。我々が権力を持っているからですね。だけど、勝手にやる分には構わないわけですよ。
だから、「俺は最近こういうことに興味があるんだよねー」と言っておくと、行政の官僚の人とかが勝手にやってくれる。でも「僕は何の指示もしていないし、やれなんて命令は一言もしていません。悪いのは、勝手にやった人ですよね」ということが成立してしまいます。そういうことが、この政治の世界では往々にしてあるといわれています。

とーやま校長:そういう『そんたく』が働いて、色んな問題もたくさん起きてしまうんですね。

おときた:そうですね。結局、「悪いのは誰?」と言った時に、「いや、誰も悪くない」と。よかれと思ってやった人と「俺は何も指示していない」という人がいて、責任の所在があいまいになったまま終わってしまうんです。そういうことが、今、すごく問題になっているわけです。

とーやま校長:それで勝手にやった人が辞めたりして、“結局誰が責任を取るんだ”という状態で、ずっと宙に浮いたまま話が進んでいくから、納得いかないっていうことが多々あります。

あしざわ教頭:余計にあいまいになってる感じがしますね。

おときた:そうですね。これが日本文化の『言わずもがな』という、いいところでもあるんですけど、あまりにも空気を読み過ぎてしまうと悪いことが起こるということですね。

最終更新:4/18(火) 20:00
TOKYO FM+