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ネット募金で迂回路、国宝・投入堂の参拝再開へ

読売新聞 4/18(火) 10:00配信

 昨年10月、鳥取県中部で最大震度6弱を観測した地震で被災し、国宝・投入堂(なげいれどう)への参拝ができなくなっていた同県三朝(みささ)町の三徳山三佛寺(さんぶつじ)で、参拝道の迂回(うかい)路が完成し、18日から半年ぶりに入山が再開される。

 投入堂は平安時代後期の建築で、断崖絶壁に立つことで知られ、下から仰ぎ見る形で参拝する。地震では、三徳山中腹の文殊堂(国重要文化財)の土台となる岩盤に長さ約15メートル、幅約10センチ、深さ2メートル以上の亀裂が入り、崩落の恐れがあることから、同寺は観光客の入山を禁止した。

 岩盤の修復には数年かかり、少なくとも1億円が必要だが、入山再開を望む声が強く、同寺は迂回路設置を決定。3月中旬にインターネットで寄付を募るクラウドファンディング(CF)を始め、目標の200万円を上回る870万円(17日午後10時現在)が集まった。

最終更新:4/19(水) 1:42

読売新聞