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粛清徹底、トルコが非常事態宣言を3か月延長へ

読売新聞 4/18(火) 11:28配信

 【アンカラ=倉茂由美子】トルコ政府は17日、昨年7月のクーデター未遂事件後に発令した「非常事態宣言」の3か月延長を閣議決定し、国内の反体制派粛清を継続する姿勢を鮮明にした。

 欧州連合(EU)は、大統領の強権化を強めるトルコの憲法改正案を懸念するが、エルドアン大統領は、EU加盟交渉を中断する国民投票に言及し、けん制した。

 16日の国民投票で大統領権限を強化する憲法改正案が承認され、17日に初の閣議を開いた。エルドアン氏がトップを務める国家安全保障会議が17日に非常事態宣言の3回目の延長を決め、内閣に提出した。19日にも発令される。

 クルトゥルムシュ副首相は記者会見で、延長の理由について、「テロ集団と戦うために、必要なことは何でもする」と述べた。トルコ当局が事件の首謀者とみる、宗教指導者フェトフッラー・ギュレン師派らの粛清を徹底する方針だ。

 一方、エルドアン氏は17日、首都アンカラの大統領公邸で演説し、欧州への批判を展開した。

最終更新:4/18(火) 23:42

読売新聞