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結婚式「前撮り」人気 兼六園や石川門、桜シーズンに撮影集中

北國新聞社 4/18(火) 1:23配信

 兼六園や石川門で、結婚式の前に婚礼衣装で記念撮影する「前撮り」を行うカップルが増えている。今年の観桜期には県内外の新郎新婦の撮影が集中し、観光客が2人を取り囲んで祝福する華やかな光景が随所で繰り広げられた。金沢市内の式場や写真館によると、「金沢らしさ」を求めて和装で写真に収まるカップルが大半を占めており、秋にも紅葉を狙って予約が相次ぐと見込まれる。

 「桜がとても美しく、これ以上ないシチュエーションだ」。14日、小松市安宅町の僧侶●瀨大成さん(26)と萌香さん(25)夫婦は、桜の咲き誇る兼六園と石川門で前撮りに臨んだ。和服姿で徽軫灯籠(ことじとうろう)や唐崎松(からさきのまつ)など約10カ所を回って撮影した。5月28日に式を挙げる●瀨さんは「良い写真が撮れ、記念になった」と喜んだ。

 兼六園に近い結婚式場「ラグナヴェール金沢」(兼六町)では、兼六園や石川門での前撮りを組み込んだ結婚式のプランが好評となっている。浜崎力支配人によると、利用者の7割が県内、残り3割が富山や福井、東京などのカップルで、撮影スポットでは徽軫灯籠前が特に人気という。

 「ジューンブライド」の6月や秋以降の挙式に向け、観桜期に合わせて前撮りに臨む利用者が多く、桜が見頃の間に予約が取れず、式の翌年にあらためて「後撮り」する夫婦もいる。浜崎支配人は「挙式はドレス、前撮りは和服と2種類の着衣を希望するカップルも多い」と説明した。

 写真館「コンタクトシーン」(長土塀3丁目)は今月2~16日にほぼ毎日、兼六園で新郎新婦を撮影した。前撮りの写真は、結婚式場のウエルカムボードに貼られたり、披露宴でのスライドショーで紹介されたりすることが多い。結婚式を挙げていない夫婦が、記念に写真だけを撮影する「フォトウエディング」の希望者も目立っている。

 兼六園に続く紺屋坂の土産店「金澤兼六屋」によると、前撮りのためにカメラマンと一緒に坂を上るカップルは、多い日で5組以上いる。外国人観光客に求められ、一緒に記念撮影する姿もよく見掛けるという。

 ●はまだれに黄

北國新聞社

最終更新:4/18(火) 1:23

北國新聞社