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メイ英首相:6月8日の総選挙目指す-離脱交渉に向け基盤強化へ

Bloomberg 4/18(火) 19:23配信

メイ英首相は18日、議会を解散し6月8日の総選挙実施を目指すと発表した。強い基盤を持って欧州連合(EU)離脱交渉に臨むため、予想外の賭けに出た。

同首相が離脱の手続きを正式に開始してから1カ月に満たない。14日からの復活祭休暇に入る前は解散総選挙はないとしていた。

次回総選挙は2020年の予定だったが、与党・保守党の支持率が最大野党を20ポイント以上上回っている現状から、メイ首相は勢力を拡大できる余地がある。キャメロン前首相から引き継いだ下院でのぎりぎりの過半数ではEU離脱交渉を乗り切れないとメイ首相は判断したもようだ。

同首相は18日首相官邸前で、「議会の一致団結が求められるのに、実際には分裂している。英国は結束しつつあるのに議会はそうではない」とし、そのような分裂が離脱交渉を成功させる政府の力をそぐと説明した。

世論調査はコービン党首率いる労働党に対する保守党の優位を示す。このため与党の議席数を伸ばせるほか、首相は離脱に関して自身と同じ考えの議員を増やせることを期待しているとみられる。タイムズ紙によると、17日の調査で保守党支持は労働党を21ポイント上回り、9年ぶりの大差を付けた。

原題:Theresa May Seeks Snap U.K. Election After Triggering Brexit(抜粋)

第3段落以下を追加します.

Robert Hutton

最終更新:4/18(火) 20:12

Bloomberg