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米国務省:中国が北朝鮮に圧力加える明るい兆し-軍事行動なお選択肢

Bloomberg 4/17(月) 12:24配信

米国務省高官は17日、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長に核兵器開発計画を断念させるよう中国が圧力を加える明るい兆しが見られるが、トランプ政権は単独ないし同盟国と連携した軍事行動をなお選択肢としていると述べた。

国務省のスーザン・ソーントン次官補代行(東アジア太平洋担当)は、米国は中国と共に緊張緩和に取り組む意向だと発言。ただ、米国が単独で北朝鮮の脅しに対抗措置を取る方向へと近づいているかどうかは明らかにしなかった。

ソーントン次官補代行は記者団との電話会談で、「私は具体的な対抗措置を明らかにできないが、北朝鮮がこのような脅迫的行動を続けるのを許さないという決意といったものが存在する」と発言。「われわれは中国と連携しつつ、中国にさらなる行動を促せるかをみていくことになる。中国がわれわれと連携ないし協調をしないと決断した場合は、われわれは方針変更をして別の試みを追求せざるを得ないだろう」と説明した。ただ、米国は金正恩体制の転覆は目指さないとした。

ペンス副大統領は17日、朝鮮半島の南北軍事境界線近くの国連軍基地を視察した際、兵士らに、トランプ大統領は可能であれば「平和的手段、すなわち交渉を通じた」対立の解消を望んでいると述べた。一方、ソーントン氏は交渉を開始するには、まだ機は熟していないと指摘。「朝鮮半島の非核化を目指す議論に参加する意向であると、北朝鮮が何らかの意思表示するのを米国はまず目にする必要がある」と語った。

北朝鮮は17日、和解を目指すつもりはないと表明。北朝鮮のキム・インリョン国連次席大使はニューヨークで記者団に対し、米国は朝鮮半島を「戦争の間際」へと追い込んでいると指摘した上で、米国は「理性を取り戻すべきだ」と語った。

原題:U.S. Says It’s Encouraged by China’s Help Pressing N. Korea (1)(抜粋)

Justin Sink, Nick Wadhams

最終更新:4/18(火) 7:23

Bloomberg