ここから本文です

〔米株式〕NYダウ、反落(18日午前)

時事通信 4/19(水) 0:00配信

 【ニューヨーク時事】18日午前のニューヨーク株式相場は、トランプ米政権による税制改革が遅れるのではないかとの観測が広がる中、反落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比40.88ドル安の2万0596.04ドル。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同2.87ポイント高の5859.66。
 ムニューシン米財務長官が17日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)のインタビューに対し、大型税制改革の実現が8月より「少し遅れる」との見通しを示したことが売り材料視されたもよう。また、北朝鮮やシリアなどの地政学的リスクに対する懸念がくすぶっていることも圧迫要因となっている。
 2017年1~3月期の米企業決算シーズンが本格化する中、この日発表された一部企業のさえない業績も相場を下押し。ゴールドマン・サックスが朝方発表した1~3月期決算は、純利益が前年同期比98.7%増となったものの、1株当たり利益は5.15ドルにとどまり、市場予想平均(トムソン・ロイター調べ)の5.31ドルを下回った。また、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の1~3月期決算は小幅ながら減益となった上、売上高は1.6%増加したものの、予想に届かなかった。
 米商務省が朝方発表した3月の住宅着工件数は前月比6.8%減の121万5000戸(年換算)と、市場予想(ロイター通信調べ、中央値)の125万戸を下回った。一方、先行指標である住宅着工許可件数は3.6%増の126万戸と、予想の125万戸を上回り、まちまちの内容となったため、市場の反応が限られた。
 個別銘柄は、ゴールドマン(3.9%安)とJ&J(3.1%安)がダウの下げを先導している。一方、引け後に決算発表を控えたIBMは0.2%高と小じっかり。

最終更新:4/19(水) 12:27

時事通信