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【阪神】鳥谷を支えた玄米食と昨季の屈辱…足かけ14年で金本監督に並んだ1766試合連続出場

スポーツ報知 4/19(水) 5:33配信

◆中日1―3阪神(18日・ナゴヤドーム)

 阪神・鳥谷敬内野手(35)が18日、中日戦(ナゴヤD)に先発出場し、金本知憲(現監督)に並ぶ日本歴代2位の1766試合連続出場となった。入団1年目だった04年9月9日のヤクルト戦(甲子園)から続く大記録がチームの2連勝に結びついた。毎年、沖縄でともに自主トレするロッテ・井口資仁内野手(42)が鳥谷にメッセージを寄せた。

【写真】ロッテ・井口が語る鳥谷のストロングポイント

 衰え知らずの脚力が貴重な追加点を生み出した。1点を勝ち越した直後の8回2死一塁。鳥谷は北條の右中間を破る打球で一気にホームまでかえってきた。「打球は見ていなかった。(記録は)1試合しか増えていかないわけですから」。足かけ14年にわたって積み上げた歴代2位タイの1766試合連続出場。金字塔にふさわしい激走だった。

 6年前に金本監督の連続出場が止まったナゴヤDで、鳥谷が肩を並べた。「僕は外野だけど、ショートというポジションは倍はきつい。価値は違うわね」と指揮官は賛辞を贈った。昨季の最多に並ぶ貯金4。開幕から好調の鳥谷とともに、チームも上昇カーブを描く。

 昨年7月24日の広島戦で連続フルイニング出場が667試合で途切れるなど、レギュラーを外された昨季中盤。鍛え上げた鳥谷の肉体が自然とうずいた。「試合に出てないと、本当にゲームが長く感じました」。この日は4打数無安打に終わったが、昨季の屈辱が原動力となっている。

 日々のトレーニングだけでなく、食生活にも人一倍気を使ってきた。腸内環境を整えるため、玄米食を続け、甲子園にも持参。「氷と一緒に炊いたら、炊飯器の熱量が少しずつ上がっておいしく炊ける」。オフには恒例のファスティング(断食)で体をリセット。食欲を紛らわせるために、京都の観光地を自転車で駆け回ったこともあった。

 順調に出場を続けていけば、20年の39歳シーズンで衣笠祥雄の2215試合を上回る計算となる。ただ、今後もチームの勝利を追い求めてグラウンドに向かう。「チームが勝ったことで、切り替えられる。また明日勝てるように頑張ります」。高くそびえ立つ頂を見上げるよりも、一歩ずつ足跡を残していくことが、鳥谷の流儀だ。(表 洋介)

最終更新:4/19(水) 23:56

スポーツ報知